川崎フロンターレに所属するMF瀬古樹が、17日に行われたFUJIFILM SUPER CUP 2024のヴィッセル神戸戦を振り返った。

 川崎FAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を戦う過密日程のなか、大幅なターンオーバーを敢行。キャプテンマークを巻いて先発出場した瀬古は、自慢の右足を武器に前半から多数チャンスを演出。後半開始早々、鋭いフリーキックでファンウェルメスケルケン際の決勝点の起点になると、65分にはクロスバー直撃のフリーキックで神戸のゴールを脅かした。

 瀬古は1-0の勝利後、「ACL勝って、またここから始まるという中で、メンバーも変わりましたけど、今日は結果にこだわっていたので、しっかり勝てて良かったです」と安堵のコメント。続けて、次のように語り、さらなるタイトル獲得への意気込みを示した。

「誰が出ても勝てるようなチームになりたい。それが本当の意味で強いチームだと思うので、今シーズンはそれを体現できればと思います」

「今日は本当にこれだけ熱い応援をしていてだいた。僕らはタイトルを取るべき、(タイトル)に値するチームだと思っているので、一つでも多く(ファンへ)届けられるようにやっていきたいなと思います」

 神戸は24日の明治安田J1リーグ開幕節で昇格組のジュビロ磐田と敵地で対戦。川崎Fは20日にACLラウンド16・セカンドレグで山東泰山と対戦し、24日のJ1リーグ開幕節で湘南ベルマーレと敵地で対戦する。

【動画】瀬古樹、鋭いFKでファンウェルメスケルケンの決勝点の起点に

ゲームキャプテンとしてスーパー杯制覇に貢献した瀬古樹 [写真]=Getty Images