たこ焼きと並んで、西日本で人気の粉もの料理として知られるお好み焼き

お店で食べるのはもちろん、材料を混ぜて焼くだけという手軽さから自宅でつくる人も多いのではないでしょうか。

お好み焼きといえば、やはりふっくらとして口当たりのいいあの食感がおいしさを左右する重要なポイントです。

本記事では、お好み焼きをふっくらとおいしく焼き上げるためのポイントを日清製粉グループの公式サイトから紹介します。

ふっくらと焼き上げるには生地の入れ方・成形の仕方も重要

お好み焼きをふっくらと焼き上げるには、フライパンやホットプレートに生地を入れるところからいろいろなコツがあります。

生地を入れたら、外側のヘリの部分を横からスプーンやへらでととのえてあげるとふっくらと焼き上がります。生地の中央がふくらんでいるとドーム状のような形になってしまうため、きれいな形に仕上げるために真ん中をハンバーグを作るときのように少しへこませるのもポイントです。へこませるときはスプーンを縦に持ち、押さえつけずに切るようにととのえると、生地の中の気泡がつぶれないのでおすすめです。

日清製粉グループ公式サイト ーより引用

お好み焼きをふっくらと焼き上げるためには、生地に含まれる水蒸気や気泡を上手く利用するのが大切。

生地を混ぜてフライパンやホットプレートに乗せる過程で残っている気泡を潰すことのないように成形しましょう。

しっかり焼くことを意識してフライ返しなどでお好み焼きをぎゅっと押さえつける人もいますが、そうすると中の気泡ごと生地が潰れて固い焼き上がりになってしまいます。

ぎゅっと押すのはできるだけ避けるようにしましょう。

水蒸気を閉じ込めるためにもフタをするのがおすすめ

お好み焼きをつくる時は、裏返しながら13分~14分ほどかけてじっくりと両面を焼きます。

最初に3分~4分ほど焼いた後に裏返して5分ほど焼き、最後にもう一度裏返して弱火で4分~5分ほど焼くのが目安になります。

その途中、フタをして焼くことでよりふんわりとしたやわらかな食感に仕上がるとのこと。

最初に裏返した後にふたをすることで水蒸気が閉じ込められ、よりふんわりと仕上がります。もう1回表に返すタイミングでふたをはずすと、余分な水蒸気が抜けてほど良い状態になります。

日清製粉グループ公式サイト ーより引用

一度裏返した後5分ほど焼く、そのタイミングでフタをしておくと水蒸気の力でふんわりと焼き上がるのだそう。

ずっとフタをしたまま焼いていると水分が多くなりすぎるので、最後に裏返してからは、フタは外したままにしておきましょう。

焼き方に関するちょっとしたコツを守れば、自宅でもふっくらとやわらかくおいしいお好み焼きを楽しむことができます。お好み焼きをつくる際にはぜひ参考にしてみてください。


[文・構成/grape編集部]

出典
日清製粉グループ公式サイト
※写真はイメージ