バルセロナは17日、ラ・リーガ第25節でセルタと対戦し2-1で勝利した。

前節のグラナダ戦をドローで終えたの3位バルセロナ(勝ち点51)が、17位に沈むセルタ(勝ち点20)のホームに乗り込んだ一戦。

ミッドウィークチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグのナポリ戦を控えるバルセロナは、前節の先発からギュンドアンとイニゴ・マルティネスをヴィトール・ロッキとアラウホを変更した以外は同じ先発メンバーを採用。3トップにヤマル、レヴァンドフスキ、ヴィトール・ロッキを並べた[4-3-3]の布陣で試合に臨んだ。

立ち上がりから一進一退の展開が続く中、バルセロナは10分に最初のチャンス。レヴァンドフスキのパスをボックス右手前で受けたヤマルがカットインからシュート。さらに相手GKが弾いたボールをカンセロが詰めたが、シュートは枠の上に外れた。

徐々にボール支配率を高めていくバルセロナだが、何度もアタッキングサードまで攻め込むが、なかなか決定機まで至らない状況が続く。

膠着状態が続く中、バルセロナは前半終了間際にスコアを動かす。45分、ヤマルの斜めのパスをボックス中央手前で受けたレヴァンドフスキがトラップで相手マークを外すと、ボックス内から鋭いシュートをゴール左に突き刺した。

両チーム1人ずつ選手を交代し迎えた後半、バルセロナは開始早々に失点する。47分、ボックス右手前でキープしたJ・ラーセンのパスをミンゲサのフリック。最後はペナルティアーク内に走り込んだアスパスがシュートを放つと、クンデにディフレクトしたボールがゴール左に吸い込まれた。

追いつかれたバルセロナは、58分にヴィトール・ロッキとクリステンセンを下げてハフィーニャとギュンドアンを投入。すると65分、バイタエルエリア左で獲得したFKからハフィーニャが直接ゴールを脅かしたが、これはGKグアイタに弾き出された。

その後も互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。それでもバルセロナは試合終了間際に勝ち越しのチャンスを作る。

93分、右クロスのこぼれ球に反応したヤマルがクリアを試みたベルトランにボックス内で蹴られると、主審はPKを宣告。キッカーのレヴァンドフスキのシュートはGKグアイタにセーブされるも、キック時にゴールラインを踏んでいなかったため蹴り直しが認められた。そして蹴り直しのPKをレヴァンドフスキが決め、バルセロナが勝ち越した。

結局、試合はそのまま2-1でバルセロナが勝利。レヴァンドフスキのドブレーテで劇的勝利のバルセロアが、CLナポリ戦に向けて弾みをつけた。

CL・ELは決勝Tに突入!
パリvsソシエダ、インテルvsアトレティコなどWOWOWで生中継
>放送予定など詳しくはこちら