ヘンリー王子とメーガン妃が、2025年「インヴィクタス・ゲーム」に先立つカナダ訪問の最終日に、バンクーバーで開催された豪華なガラ・パーティに出席した。会場では、夫妻の友人であるカナダの歌手マイケル・ブーブレがステージに立ち、フランク・シナトラの名曲『マイ・ウェイ』の替え歌を披露した。マイケルは同曲の歌詞をヘンリー王子やチャールズ国王に向けた言葉に置き換えて歌った。

ヘンリー王子メーガン妃は、2025年2月に行われる「インヴィクタス・ゲーム」のプロモーションのため、現地時間13日にカナダバンクーバーに到着した。

夫妻は14日にスキーリゾートのウィスラーを訪れ、来年の大会に参加する競技者達と対面したり、王子が障がい者アスリート用のチェアスキーに挑戦するなどした

翌15日もウィスラーに滞在し、王子は氷で造られたコースを鉄製のそりで滑り降りる競技“スケルトン”に挑戦した。現地では、王子が米ABCの朝の情報番組『Good Morning America』のインタビューを受け、チャールズ国王との再会などについて語った

カナダ訪問の最終日を迎えた16日、夫妻はバンクーバーのヒルクレスト・コミュニティ・センターを訪問し、古くからの友人であるカナダ出身の歌手マイケル・ブーブレと妻で女優のルイサナ・ラピラトと対面した。ヘンリー王子とマイケルが、競技者達と一緒に車いすカーリングの練習に参加する場面もあった。

同日夕刻にはカナダ訪問の締めくくりとして、バンクーバーのコンベンション・センターで、200人のゲストを招いた豪華なガラ・パーティが開催された。

ヘンリー王子はネイビーブルーのスーツで正装し、メーガン妃はオリーブ・グリーン色のワンショルダーのロングドレスを纏い、パーティに出席した。

パーティの終盤、王子がステージに現れると、会場からスタンディングオベーションが巻き起こった。王子はこれから歌を披露するマイケルを紹介するにあたり、「まずは自分が歌う」とジョークを放ったそうだ。

ステージに立ったマイケルは、イベントに参加したことの感激を述べるとともに「僕達は、ヘンリーとメーガンにこの場所(カナダ)の美しさを見せることができて嬉しい」と話した。

その後、マイケルフランク・シナトラの代表曲『マイ・ウェイ』の歌詞をヘンリー王子のために書き換えた、“替え歌バージョン”を披露した。

マイケルは歌い始めると、ある部分で「You’ve earned each day, the right to say, I did it my way(あなたは毎日頑張ってきた。こう言っていい。私のやり方で成し遂げたと)」と歌った。

また、ヘンリー王子の父チャールズ国王へのお見舞いの気持ちを表し、「Our healing wishes for your dad(あなたのお父様に、癒しの祈りを捧げます)」と歌う場面もあった。

この後、ヘンリー王子はスピーチを行い、「インヴィクタス・ゲームは単なる競技会ではなく生き方であり、人間の精神の祭典です。大会はみなさんの能力を披露し、世界を鼓舞し、失われた人々の犠牲を称える場となるのです」と語りかけた。

そして「この大会は負傷によって決まるのではなく、強さ、献身、そして逆境を克服する能力によって決まるということを、思い出させてくれるのです」と付け加えた。

画像は『Invictus Games Foundation Instagram「Our Patron, The Duke of Sussex, enjoyed a game of table tennis today with our hosts for the next Invictus Games – @invictusgames2023」「Thank you to our amazing hosts at Hillcrest Centre for introducing us to the wonderful world of curling.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

海外セレブ・芸能のオンリーワンニュースならテックインサイト