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宮崎駿が監督を務めるアニメ映画君たちはどう生きるか」が、第51回アニー賞のキャラクターアニメーション賞(長編)と、絵コンテ賞(長編)を受賞した。

1972年に設立され、“アニメーション界のアカデミー賞”と称されるアニー賞。「君たちはどう生きるか」は、キャラクターアニメーション賞(長編)、絵コンテ賞(長編)のほか、長編作品賞、演出賞(長編)、音楽賞(長編)、プロダクションデザイン賞(長編)、脚本賞(長編)の計7部門にノミネートされていた。また「君たちはどう生きるか」を含め数々のジブリ作品で音楽を手がけてきた久石譲が、ウィンザー・マッケイ賞を受賞。同賞は生涯またはキャリアにおける貢献を称える審査員特別賞だ。

2023年7月14日に全国公開された「君たちはどう生きるか」は、戦争中の日本を舞台に、母親を火事で亡くした少年・眞人(まひと)が東京から母親の実家がある村に戻ったことから展開される物語。あらすじ、予告映像などの情報を事前に明かさないという異例の方針でも話題を集めた。英題は「The Boy and the Heron」。

「君たちはどう生きるか」北米版ポスター (c)2023 Studio Ghibli