ラツィオは18日、セリエA第25節でボローニャをホームに迎え、1-2で逆転負けした。ラツィオのMF鎌田大地は77分からプレーしている。

前節カリアリに3発快勝とした8位ラツィオ(勝ち点37)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではバイエルンにウノゼロ先勝。公式戦連勝とした良い流れの中、出場停止のロマニョーリの欠場を受けてマリオ・ヒラとコンビを組むのはパトリックとなった。

CL出場権を争う4位ボローニャ(勝ち点42)に対し、ポゼッションを譲る入りとしたラツィオは7分、敵陣高い位置でボールを奪ったイサクセンのパスを受けたボックス内のインモービレがシュートに持ち込む好機を演出。

ここはGKスコルプスキに阻まれた中、アクシデントが発生。パトリックが負傷しカザーレが投入された。

その後、13分にフェリペ・アンデルソンのスルーパスを受けたインモービレがネットを揺らしたもののオフサイドに阻まれたラツィオだったが、18分に先制点を奪いきる。イサクセンが敵陣でボールを奪ってショートカウンターに転じると、インモービレのリターンパスを受けたイサクセンがシュートを流し込んだ。

さらに31分、イサクセンのカットインシュートで追加点に迫ったが、GKスコルプスキにセーブされてボールはポストを掠めた。

すると39分、痛いミスで同点に追いつかれる。GKプロベデルのミスパスからエル・アズジにネットを揺らされると、直後はオフサイド判定だったものの、VARでゴールが認められた。

追いつかれたラツィオは44分、CKの流れからゲンドゥージがボレーでゴールに迫るも、ゴールライン前のルクミの好ブロックに阻まれ、1-1で前半を終えた。

迎えた後半もボローニャがボールを持つ流れとなった中、膠着状態で試合は推移。そこで65分、ラツィオはカステジャノスとペドロを投入。さらに77分、鎌田がピッチに投入された。

しかし78分、ボローニャに逆転弾。遅攻の流れからザークツィーが左サイドに展開。クリスティアンセンのリターンクロスをザークツィーがボレーで蹴り込んだ。

ザークツィーの一撃で追う展開となったラツィオは終盤にかけて前がかるも好機を作れず1-2で逆転負け。バイエルン戦勝利の勢いを削がれてしまった。


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