リーグ・アン第22節、モナコvsトゥールーズが18日にスタッド・ルイ・ドゥで行われ、アウェイのトゥールーズが1-2で勝利した。なお、モナコのFW南野拓実はフル出場した。

前節、南野のアシストと退場誘発の活躍もあってニースとの上位対決に3-2で勝利した3位のモナコは、14位のトゥールーズとのホームゲームで連勝を狙った。この試合で南野は3トップの左ウイングでスタメンを飾った。

試合は開始早々に南野が決定機を創出。2分、相手陣内中央からボックス右に走り込むバログンへ絶妙なスルーパスを通すが、バログンの対角シュートはGKレストの好守に遭う。

その後は拮抗した攻防が繰り広げられるなか、キレを感じさせる南野は16分にミドルシュートを狙うなど攻撃の活性化を試みる。

だが、チームは前半終盤の41分に守護神ケーンがFKの局面でキッカーのシエロとの駆け引きに敗れロングシュートを直接決められて先制を許す。この直後に南野は左サイドでの見事な単騎突破からボックス内に持ち込んでシュート性のクロスを入れるが、これは相手GKに処理された。

1点ビハインドで試合を折り返したホームチームだったが、すぐさま同点に追いつく。48分、バイタルエリア中央のフォファナがワンタッチで差し込んだパスに反応したアクリウシュがDFと交錯しながらもこぼれ球を足元に収めて左足シュートを突き刺した。

幸先よくスコアをタイに戻すと、この直後にはアクリウシュ、バログン、南野と細かい繋ぎから最後は南野のリターンパスを受けたバログンがゴール前でシュートに持ち込むが、これはDFに触られて枠を外れる。

後半立ち上がり以降はイーブンの展開が続いたが、徐々に押し返されたホームチームは再びセットプレーからゴールを奪われる。70分、シエロの右足アウトスウィングのクロスを手前で撥ね返せずにいると、中央に流れたボールをコスタに右足ダイレクトで決められた。

ホームで引き分けも許されない状況でビハインドを背負ったモナコは、ベン・セギルやワタラとフレッシュな選手を投入。ベン・セギルは投入直後に強烈なミドルシュートでゴールを脅かしたが、時間の経過と共に攻撃が停滞。南野はプレースキックからチャンスを窺うが、流れのなかではなかなか効果的にボールに絡めず。

その後、後半アディショナルタイムには南野が左サイドから気迫のドリブル突破でボックス付近まで持ち込んで右足を振ったが、ここはDFのブロックに阻まれた。このプレーで得た右CKも相手に撥ね返されてしまい、試合はこのままタイムアップ。この結果、ホームで敗れたモナコは4位に転落した。

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