千葉県道73号銚子海上線の清滝バイパスが、2024年3月に開通します。

東総広域農道と接続

千葉県は2024年2月9日、県道73号銚子海上線清滝バイパスが、3月13日15時に開通すると発表しました。

清滝バイパスは、旭市の清滝と岩井を結ぶ延長2.6kmの道路です。今回、残りの2.4kmが開通し、全線がつながります。道路は幅11m、2車線です。途中、長さ0.4kmの清滝トンネルを通ります。

清滝バイパスの開通により、東総広域農道・県道73号・利根かもめ大橋が一本でつながります。

東総広域農道は匝瑳市と旭市を東西に結んでいますが、田畑の中を走る見通しの良い道路です。信号も比較的少なく、南側を並走する国道126号の実質的なバイパスとしても機能しており、千葉県の成田・多古と神栖(茨城県)・銚子を移動するクルマが多く走っています。

しかし同農道の終点で接続する県道73号の現道は幅の狭い箇所があり、カーブも多い課題があります。清滝バイパスはこれらの箇所を迂回し、農道と県道を直結します。

県によると、バイパス開通により、交通の円滑化をはじめ、安全性・利便性の向上が期待されるとしています。

開通を控えた清滝バイパスの様子(画像:千葉県)。