3月8日(金)に公開される「映画 マイホームヒーロー」で半グレ犯罪組織”間野会”のトップ・志野寛治を演じる津田健次郎の場面写真が公開された。志野は、7年前に失踪した間野会の幹部である麻取義辰(吉田栄作)の死体が発見されると、彼が持っていた消えた10億円の行方を追い、哲雄に狙いを定め、鳥栖家を極限まで追い詰める。

【写真】巻き上がる炎の中狂気の表情を浮かべる津田健次郎

■「マイホームヒーロー」ドラマ化から映画化へ

MBS/TBSドラマイズム枠で放送されたドラマシリーズ「マイホームヒーロー」(ディズニープラスで配信中)では、どこにでもいる普通の父親が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられた。

毎週大ピンチが続くハラハラドキドキの展開に、視聴者からは次の放送を求める声が続出。SNS上では「毎週ドキドキしながらみている」「展開が予想できない!」「地上波でここまでやるとは…ハラハラが止まらない」などのコメントが寄せられ、衝撃的な結末と共に最終回を迎えた。

そして「映画 マイホームヒーロー」は、ドラマの最終回から7年後を舞台に描かれる。出演は、佐々木蔵之介齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、木村多江らのドラマ版キャストに加えて、津田、宮世琉弥、板倉俊之(インパルス)、立川談春らも出演。

津田健次郎アドリブ全開で狂気のラスボスを演じる

“ヤバさ全開”な志野(津田)の場面写真では、ポップコーンを頬張るというかわいらしくもどこか凶器が伺える様子や、巻き上がる炎の中で狂気の表情を浮かべる様子、そして鳥栖哲雄(佐々木)の首元にナイフを突き付ける様子など、狂気のラスボスと呼ぶのにふさわしい志野の姿が捉えられている。

本作でリミッターが外れたような悪役を演じた津田は、今回のオファーについて「シンプルに嬉しかったですね。ラスボスという立場で一番最狂の敵という事で、どんな風に演じようかなと思って楽しみにしていましたし、非常に演じがいがありました」と振り返った。

また本編では、津田のアドリブが発揮。完成披露イベントでは、「ナイフで切り付けられたと思ったら、その血を頬に付けられ津田さんがその血を舐めて…こんなの台本には全然書いてないんですよ(笑)」と佐々木が暴露。津田は「どうすれば志野という登場人物の個性のエッジがより効いてくるかを常に考えていて、とにかく現場で思い付いた事を実践したり、現場に入って『こういうモノが使えるな』という空気感を元にイメージを膨らませていきました」と自身のアイデアによってラスボスが完成されたという。

「映画マイホームヒーロー」にて悪役を演じる津田健次郎/(C)2024 映画「マイホームヒーロー」製作委員会