●『かつや』の新作はエビとチキン!「海老マヨとチキンカツの合い盛り丼」を食べてみた

 腹ぺこピープルズのハートと胃袋をガッチリ掴んで離さない大人気とんかつ専門店『かつや』では、ただ今期間限定にて新メニュー「海老マヨとチキンカツの合い盛り丼」を提供しています。

 今年最初となる合い盛りは、期間限定メニューの絶対王者であるチキンカツと、たっぷりのエビマヨソースをかけた尾付きのエビフライを丼狭しと盛り付けたナイスな仕様。今回の丼とバトンタッチをすることなく、早々に終売を迎えた前回の「トリプルカツ丼」に続く“こういうのでいいんだよ”な内容となっております。

 メニュー写真とここまでの流し読みで「あれ?」と思われた方、多分正解です。「海老マヨ」と銘打ってはいるものの、乗っかっているのは剥き身のエビではなく海老フライ。その辺を踏まえながら今回の丼、果たしてどんな味わいを体感させてくれるのか。まあ、美味しいのはまず間違いないとは思いますが、実食でしっかり確認してみたいと思います!

「海老マヨとチキンカツの合い盛り丼」

「海老マヨとチキンカツの合い盛り丼」869円(税込)。おかずが別皿&とん汁(小)付きの「定食」979円(税込)もあり
「海老マヨとチキンカツの合い盛り丼」869円(税込)。おかずが別皿&とん汁(小)付きの「定食」979円(税込)もあり

 丼内の構成は、ソースがかかった大判のチキンカツ1枚(6つにカット)に、エビマヨソースがかかった計4尾のエビフライチキンカツの下にはキャベツの千切りが敷かれています。衣の香ばしい香り、そしてエビマヨの甘さと酸味が入り混じった香りが食欲のスイッチをバチッとONに入れたところで実食スタートです。

チキンカツは6つにカット。サクサク感とジューシーさは不変!
チキンカツは6つにカット。サクサク感とジューシーさは不変!

 まずはお馴染みのチキンカツ。ソースがかかっていないところはサクッと軽く、かかっている部分はソースの甘っ濃い味わいとサクっと感が残る衣の食感に続いて、プリっとジューシーな鶏もも肉の弾力と旨みが口の中に多幸感をもたらします。既に数年越しでチキンカツを食べていますが、美味しさに関しては本当に変わりません。

エビフライはくるんと丸い形。エビマヨソースが美味!
エビフライはくるんと丸い形。エビマヨソースが美味!

 続いては海老マヨ……というか、どう見てもエビフライ。味を確認する前に、単独でエビマヨソースを舐めてみます。通常のマヨでも、またタルタルでもなく、マヨのコクと酸味の中に甘味が混じりつつ、若干緩めに仕上げられた味わいはまさしく“エビマヨソース”。いつもの棒状とは違って丸まった形で揚げられているエビフライとの合わせ技で「海老マヨ」を表現しているのかも!?

 気持ち厚めの衣の中には、ちゃんとエビを感じられるだけの身が入っており、酸味と甘味の塩梅が強め寄りにちょうどいいエビマヨソースの味わいとマッチします。というかこのソース、チキンカツやキャベ千はもちろん、白飯にそのまま乗せて食べても美味しいです。

 チキンカツでご飯をモリモリ食べつつ、合間のキャベ千で口の中をリセット。さらにエビマヨソースの海老フライを尻尾までしっかり食べながらご飯をパクパクとノンストップで食べ進め、無事完食。ごちそうさまでした!

まとめ

 相変わらずの美味しさとビッグなサイズが嬉しいチキンカツに加え、エビフライを立派なおかずへと仕立て上げながら、自らもご飯を進ませるおかずになっていたエビマヨソースのミラクルぶり。もともとハズレが少ない合い盛り丼ですが、今回の丼はいつも以上に完成度の高さを感じさせてくれた、文句の付けようがない美味しい一品でした。

 食している最中にのお客さんから「合い盛り丼」のオーダーがひっきりなしだった様を見るに、3月を待たずに終売を迎えそうな予感。食べ逃すことのないよう、ぜひ早めに最寄りの『かつや』へ足を運んで「海老マヨとチキンカツの合い盛り丼」を堪能してみてください!

(撮影・文◎河西まさあき)

●DATA

海老マヨとチキンカツの合い盛り丼

期間:2024年2月9日(金)~ ※期間限定・なくなり次第販売終了
販売:一部店舗を除く全国の『かつや
https://www.arclandservice.co.jp/katsuya/

食楽web