全国的な少子高齢化に伴い、通院できない方でもご自宅で医療が受けられる在宅医療の需要が増えてきています。

 しかし、一方で在宅医療を提供する医療機関の数は伸び悩んでいます。その一番の理由は、在宅医療機関に求められる「24時間365日対応」の負担であることがアンケート調査の結果で分かっています。

 「24時間365日対応」が求められる理由は、在宅医療を受けられている方々は急な体調変化があっても病院を受診することができないため、在宅医療機関の対応が必要なためです。

この課題を克服するために医療機関同士の連携も試みられていますが、なかなか進まないのが現状です。

 そこで私たちは、IoT技術を用いて、在宅医療を受けられている方々の体調変化を早期に検知するシステム構築を目指しています。


 これが実現することで従来は夜間休日に対応せざるを得なかったケースも、日中に早期に対応できるようになり、患者さん、医療機関双方の負担軽減につながる可能性があります。

 弊社ではこれまでの先行研究結果を元に、検知システムのプロトタイプを開発いたしました。


※写真はデモ画面です。

このシステムの有効性を調べる臨床研究を、本年3月よりえん在宅医療クリニック(静岡県磐田市)で開始いたします。

ウェアラブルデバイスはXDetect株式会社(東京都港区)製の腕時計型、もしくはリング型のパルスオキシメーターを使用し、酸素飽和度、脈拍数をモニタリングします。

得られた結果は関連学会および論文にて発表予定です。

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