会期:2024年3月8日(金)~14日(木)
会場:そごう横浜店8階=特設会場
※最終日は午後5時閉場

主催:一般財団法人 京都陶磁器協会
後援:京都府 京都市 京都商工会議所
協力:京都陶磁器協同組合連合会

そごう横浜店では、1953年に京都における陶磁器文化の啓発・振興・育成を目的に設立された、

(一財)京都陶磁器協会の設立70周年を記念して、3月8日(金)から「-未来に繋ぐ伝統の技と

美-京焼・清水焼の世界」(展示販売会)を開催いたします。この展示販売会は、より多くの方々に

京焼・清水焼の魅力を知っていただくことを目的に、同じく3月8日(金)から8階にて開催する、

伝統と歴史に育まれた名匠、名店の美味と美技を一堂に会する「第38回 京都老舗の会」と併催

にて開催いたします。

「京焼・清水焼の世界」は、現在京都で活動している陶芸家、名工から若手まで約130名(窯)が、

オブジェから日用食器まで多種多様の感性豊かな作品約200点を出品します。首都圏では初の開催

です。古来からの伝統技法を守りながら、揺るぎなく革新し続ける、京都の伝統工芸の極みと芸術の

融合をお楽しみいただければ幸いです。

※本リリースの掲載作品は全て1点限りです。売切れの節はご容赦ください。

≪出品内容≫

オブジェ、花器、茶碗、茶道具、鉢、皿、急須、湯呑、ぐい吞み、マグカップ、アクセサリーほか。

名工から新進気鋭の若手作家まで、感の美、用の美、約200点が揃います。

◆出品作家 約80名・約120点、  ◆窯元・工房 約50窯・約100点

≪主な出品作家≫

永楽而全、森野泰明、清水六兵衛、川上力三、吉村楽入、今井政之(故)、今井眞正、

高野昭阿弥、石田滋圭、宮川香雲、猪飼祐一、井上路久、谷口良孝、河井亮輝、平野泰三、

小川与山、清水北斗、加藤泰一、ほか多数。

  • 作品 (一例)

       吉村 楽入 《建仁寺小堀泰巖老師御書付 赤楽茶碗 銘 和氣》 

         清水 北斗 《霞桜香炉》    

             今井 眞正 《幼き麒麟》 

     猪飼 祐一 《灰釉三彩扁壺》

  平野泰三 《青交趾金箔菱形皿》

               川上力三 《ドンの座》

  林 侑子 《Bonbonniere grande

  河井 亮輝 《灰釉線紋茶碗》  

   谷口 良孝 《深海の遺跡》   

     高野昭阿弥 《色絵丸紋菓子鉢》 

         井上路久 《風雲青白磁茶碗》

  三浦竹泉《染付龍絵抹茶盌》

≪出品窯元・工房の一例≫

六兵衛窯、晋六窯、陶楽窯、大日窯、陶庵、黒川正樹、高木岩華、重松康夫、中村譲司、

八木美詠子など

  • 特別企画

1.酒器百選

京都の陶芸家約50名が、それぞれの粋を凝らした酒器100点の魅力を伝えます。

※画像はイメージ

2. 京・陶・飾 やきセサリーマルシェ

京都を拠点に活動するアクセサリー作家の「京焼×アクセサリー」を特集。

   光本なお子 工房

瑞光窯

  

北澤美紀:紀澤(きのさわ)

3.お客様参加 陶芸教室

◆列品解説 

開催日:3月8日(金)・9日(土)・10日(日)

時 間:各日 午後1時~1時30分  

※参加費無料、参加自由

内容:出品作品の見所を京焼作家がご説明いたします。

箸置き絵付体験

開催日:3月9日(土)・10日(日)

時 間: 各日 午前11時午後0時30分 / 午後2時~3時30分

(各日とも上記時間内にて約30分程度)

定員:各回先着24名さま (満席時にお待ちいただく場合がございます)

参加費:3,300円

※事前予約制・当日参加も可 (小学生以上)

内容:箸置き2個に絵付(色付け)していただきます。京都へ持ち帰り、

    焼成して後日お渡しいたします。

 

◆楽茶碗削り教室 [講師| 吉村楽入]

* 開催日:3月11日(月)・13日(水)

 時 間:各日 午前11時午後0時30分 / 午後3時~4時30分

* 開催日:3月12日(火)

 時 間:午前11時午後0時30分 / 午後6時~ 7時30分

  定員:各回先着8名さま (定員になり次第受付終了)

  参加費:14,300円

 ※事前予約制

  内容:前もって成形された茶碗をヘラで高台などを削っていただきます。

 京都へ持ち帰り、焼成して後日お渡しいたします。

※画像はイメージ

参加お申込み・お問い合わせ 《受付》

そごう横浜店6階= 美術画廊

電話045(465)5506 (直通)[受付:午前10時~午後8時

京焼の歴史

『京焼』の特徴は種類やスタイルの豊富さにあります。

平安以降、公家や武家の屋敷、神社仏閣、有力商家の立ち並ぶ京の都では、新しい文化の発信地

として、あらゆる分野で常に最先端の製品が求められていました。

ゆえに『京焼』は、安価な大量生産品ではなく、デザイン力を活かした少量生産の高級品でした。

明治期に入ると、京焼の窯元は、売り先を海外に求めるなど生き残りに奮闘します。

欧米のデザインや技術に追いつくために、絵画学校や陶磁器試験場を設立するなど、改革に取り

組みました。

大正・昭和に入り、高級食器や茶道具だけではなく芸術の世界に広がります。

「前衛陶芸」や「オブジェ焼」と呼ばれる陶芸家による芸術運動の発祥地も京都でした。

また、同時期に日本の産業を支える電力の世界にも進出。電力供給に不可欠な碍子(がいし) や

ファインセラミックなどにも『京焼』の技術は用いられ、現代の私達の生活を影で支えています。

このように『京焼』は、京都という地の利を生かし、その時代の最先端・最高級の作品を今日まで

送り出しています。

配信元企業:株式会社そごう・西武

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