福山雅治仲里依紗2月17日、4年ぶりのフル開催となった「2024長崎ランタンフェスティバル 皇帝パレード特別版」に皇帝役・皇后役として登場。共に長崎出身の二人は、長崎の魅力やおすすめの場所など、地元・長崎に対する熱い想いを語った。

【写真】絢爛豪華な衣装を身にまとい登場した仲里依紗

■福山「帰って来たばい!長崎!」

今回の福山の皇帝役は、「長崎ランタンフェスティバル」に感銘を受け、「このイベントをもっと日本中の方々に知っていただきたい」という福山本人の熱い想いから実現。皇后役の仲へは福山自らがオファーしたという。地元を盛り上げ、文化を発信したいという二人の想いから今回の地元凱旋となった。

今回の為にデザイン・製作された皇帝・皇后衣装はドラマ「パリピ孔明」(フジテレビ系)の衣装も手掛けたスタイリストBabymix氏の特別製。皇帝衣装は福山が着込むと2m以上になる絢爛豪華な衣装であった。そんな衣装で登場した皇帝・福山の「帰って来たばい!長崎!」の一言に沿道の観客からは大歓声が沸き起こる。皇后・仲も「私は東京に出て20年なんですけど、久しぶりのランタンフェスティバルということで、すごく私自身もとても楽しみにして帰ってきました」と観客にあいさつしパレードが幕を開けた。

■26,000人の観客による大歓声

「皇帝パレード」の観覧応募数としては過去最大となる17万人を超える応募となった今回の「皇帝パレード特別版」。雲一つない晴天に恵まれたこの日、長崎市・出島から出島メッセ長崎の約1.3kmを、皇帝・福山、皇后・仲が神輿に乗り1時間30分かけてパレードを行った。沿道の観覧エリアには当選した26,000人の観客に加え、多くの地元の方や観光客が駆け付け、地元出身の皇帝と皇后を大歓声で出迎えた。1995年から続く皇帝パレードで観覧エリアや人数制限が行われるのは今回が初めてだった。

■福山と仲が地元・長崎への愛を語る

パレード後に行ったイベントで、福山は「長崎という街は、これから大きく変化し、新たに始まっていくと言われています。そして、ランタンフェスティバルも100年続く祭りにしたいという熱い思いがあります」「10月にはスタジアムシティも始まります。長崎が大きく前進していくきっかけになると思います。新しいものができることで、昔の景色がなくなってさみしくなるのかなと思っていたのですが、新しいものの輝きが、これまでの過去の歴史を照らすのではないか、より奥深い長崎になっていくんじゃないかと思っています」と語った。

オススメの場所を聞かれた仲は「アミュプラザ長崎ですかね。スペシャルアンバサダーもやらせていただいているので。アミュプラザの新館、食のエリアもオープンし、とってもおススメなのでみなさんぜひ行ってみてください。プリクラ撮りにいったなとか、私の小さい時の思い出の場所でもあるので(笑)」と語り、出身を聞かれて「長崎出身です」と答えると、「皆さんが持っている長崎の思い出や印象がとても良くて、私も胸を張って長崎出身ですって言えるんです。帰ってきたいなって思える場所、自慢できるふるさと。長崎を盛り上げるために、私にどんなことができるだろうって、少しでも力になれたらいいなと思って仕事を頑張ってます」と長崎の魅力について語った。

最後に福山が「今度は音楽で帰ってきてもよろしいでしょうか。すぐに戻ってまいります。また長崎でお会いしましょう、今日は本当にありがとうございました」と締め、「皇帝パレード特別版」は大盛況のうちに幕を閉じた。

■愛のこもった”巨大垂れ幕”が出現

出島から見えるJAビルには長崎大学の書道部が書き上げた『おかえりマンボリアン 福山雅治さん 仲里依紗さん 「100年経っても好きでいてね」長崎を』というメッセージの巨大な垂れ幕が出現。沿道の商店やマンションからも福山と仲の姿を一目見ようと、多くの人が道路に出てきたり、窓から顔を出していた。パレードの道中には「福山さん里依紗ちゃんおかりなさい」といったメッセージが至る所に貼られており、地元・長崎の皆さんの二人への愛が感じられる「皇帝パレード特別版」となった。

福山雅治/※提供写真