代替テキスト
(写真:時事通信

「かわいそうじゃないですか」

2月18日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、神妙な表情をしてこう述べたのは今田耕司(57)。

番組では「第56回ミス日本コンテスト2024」(以下ミス日本)でグランプリに輝いた椎野カロリーナ(26)が不倫騒動で辞退し、その座が「空位」になったことを取り上げた。

「椎野さんはグランプリに選ばれた直後、既婚者である有名医師との3年に及ぶ不倫関係が『週刊文春』で報じられました。ミス日本協会と椎野さんの所属事務所は報道当初、“彼女には非がない”とするコメントを発表。

しかし2月5日付の所属事務所の発表では、椎野さんは医師が既婚者であると知りながら交際を続けていたことを認めたのです。結果的に椎野さんはグランプリを辞退し、同時に所属事務所との契約も解除となりました」(週刊誌記者)

一連の不倫騒動についてゲストの神田愛花(43)は、「自分がコンテストに応募をして、書類が通って、具体的に審査が続いていく時に、不倫が並行していたのならば、ミス日本の頂点に立つ方としてあまりふさわしくないんじゃないかな」と時系列を重視。

だがいっぽうで今田は冒頭のように椎野に同情を寄せ、こう続けたのだった。

「最初『奥さんおれへん』って思って、付き合ったんですよね? で、好きになったんでしょ? で、『おんねん、実は』と言われても、もう好きになってるんでしょ。かわいそうすぎません? これ不倫って言われるの……」

神田が「(相手に)妻子がある方だったとわかった時点で、止めておけばよかったと思うんですけど……」と述べると、今田は「それ、ホンマの恋じゃないじゃないですか」と苦言。スタジオから笑い声が漏れると、「おやおやおや、予想外の反応ですよ。皆さんのクスクス笑いが」とリアクションを取った。

MCの東野幸治(56)が「笑いで分類すると、バカにした笑い」とツッコむと、今田は「なんでですか?」と理解を得られないことに疑問視。

続けて、「それだけ真剣にその人のことを好きになった証拠でもあるような気がするから、もう少し時間があればね。彼女もどこかで止めれたのかなっていう……。ほんで、まだ若いでしょ? これでこの人が責められるのは、かわいそうやなって俺は思っちゃう」と語った。

とはいえミス日本のグランプリを辞退することは、「しょうがないのかなとは思う」と理解を示していた。

椎野に寄り添うような今田の発言は、さほど共感が集まらなかったようだ。ネットでは苦言を呈する声が上がっている。

《既婚者だとわかった上で付き合ってる人を擁護するのは無理筋だよ》
《今田ってやっぱりずれてるんやなぁと改めて思う》
《同情されるべきは奥様とお子さんじゃない? 今田耕司の倫理観どうなってる?》
《今田さんズレてるなあ ミスってビジュアルだけじゃなくて内面的なことも含めて選出されるのだから相手が既婚者とわかっても交際を続けていたならやっぱりふさわしくないと思う》

‘16年には出席したイベントの囲み取材で、当時不倫が報じられた作家の乙武洋匡氏(47)について「頼もしくないですか? オスとしてはすげーなと思いました」と絶賛していた今田。恋愛に関しては、独特の価値観を持っているようだ。