Webtoon(ウェブトゥーン)スタジオ「SORAJIMA」原作の縦読み漫画を、稲葉友主演、ゆきぽよをヒロインに迎えて実写ドラマ化した『余命3ヶ月のサレ夫』が、ショートドラマアプリ「BUMP」にて本日2月19日19時より配信されることが発表。ゆきぽよが泥沼不倫の濡れ場に挑む姿などを収めたプロモーションムービーが公開された。

【動画】ゆきぽよが濡れ場&大発狂演技を披露! 『余命3ヶ月のサレ夫』プロモーションムービー

 本作は、余命3ヵ月を宣告され愛する家族のために闘病する夫と、そんな夫の想いとは裏腹に不倫相手の男と所かまわずまぐわう妻を描く不倫ドラマ。メインとなる夫婦のサレ夫・葵役を稲葉友が演じ、不倫に溺れる妻・美月役をゆきぽよ木村有希)が務める。夫の死に向き合わないどころか、保険金を受取ることを心待ちにする圧倒的な悪女を演じきるゆきぽよの熱演ぶりに注目だ。共演は、新田桃子、宮崎秋人、下京慶子、土屋陽翔、若菜みさ、久保田悠来

 監督を務めるのは、『相棒』シリーズの権野元。制作は、『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(テレビ朝日系)のスタジオブルーが担当している。両者は過去に『明日、私は誰かのカノジョ シーズン2』で協働しており、今回ショートドラマを舞台に再タッグを組んだ。

 建築家の葵(29歳)は、パーティで知り合った美月(28歳)と3年前に結婚。一人息子の蓮も授かり幸せな毎日を過ごしていたが、すい臓癌で余命3ヵ月の宣告を受ける。妻子のために闘病を決意する葵だが、愛する美月は金持ち社長と不倫中。葵の余命を知った美月は、得られる生命保険の額に大喜び。不倫相手と計画し、葵が1日でも早く死んでくれるよう治療をやめることを勧めてくるのだった。

 そしてついに葵は、美月が不倫に溺れていて自身と息子への愛がないことを知る。「僕が死ぬ前に、絶対に復讐してやる!」。サレた夫の、残り僅かな命を懸けた戦いが今始まる…。

 プロモーションムービーは、ゆきぽよ演じる美月が、泥沼不倫で大胆な濡れ場を披露する場面や、「次会うときはお葬式かな」「消えろ」などと夫を追い詰めていく姿、さらに大声で発狂するシーンも収められ、最後は「いいかげんにしろよ。死に損ないが!」と言い放つ姿で終了。一方の葵も「離婚するよ」と告げたり、「俺の人生一体なんだったんだ」と嘆く姿も収められ、波乱の泥沼ストーリーを感じさせる映像となっている。

 本作について、主演の稲葉は「辛く苦しい役でした。大切な息子のために葵はどう立ち向かって行くのか、そしてどのような結末を迎えるのか、見届けていただきたいです。妻である美月から受ける仕打ちの数々が中々に非道なものとなっておりますのでドラマを観ながら葵を応援していただけると嬉しいです」とコメント。

 ゆきぽよは「もともと不倫系のドラマはほぼ全部見ていると言っても過言では無いぐらい、泥沼系のドラマや漫画が好きだったのですが、まさか自分がその泥沼の世界に入ることになるとは思っていなかったので、オファーを頂いた時はとてもワクワクしました」と出演に喜び。そして「演技の経験もまだまだ浅いのに、初めて濡れ場の演技を経験したり、美月は息子が居るので少しですがお母さんっぽい表情を作ったり、初めての経験を沢山させて頂きました。不倫なので結構ナイーブな世界だと思うのですが、クスッと笑える瞬間もあったり、沢山の方に楽しんでいただけると思います」とアピールした。

 権野元監督は「撮影に入ると、稲葉友くんの死を間近に感じた夫と文字通りの体を張った熱演のゆきぽよ演ずる妻との対立が非常に楽しくて。他の人物も中々の濃いめなキャラで彩りを加えてくれています。ぜひともそれぞれの話でも良いですが、一気見して頂くのもおすすめです!」とコメント。

 原作のSORAJIMAは「余命3ヶ月なのに愛する妻に裏切られてしまう――。そんな、善良な夫・葵の行末を、ぜひ皆さんの目で確かめていただけると幸いです」と語っている。

 ドラマ『余命3ヶ月のサレ夫』(全30話)は、ショートドラマアプリ「BUMP」にて2月19日19時配信開始。

※キャスト、スタッフ、原作者のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

稲葉友(葵役)

 高坂葵を演じました稲葉友です。辛く苦しい役でした。余命宣告から始まる絶望の連鎖に自分だったら全てを投げ出してしまうかもしれないと、演じていてそんなことを思いました。大切な息子のために葵はどう立ち向かって行くのか、そしてどのような結末を迎えるのか、見届けていただきたいです。

 妻である美月から受ける仕打ちの数々が中々に非道なものとなっておりますのでドラマを観ながら葵を応援していただけると嬉しいです。『余命3ヶ月のサレ夫』是非ともご覧ください。

ゆきぽよ木村有希(美月役)

 もともと不倫系のドラマはほぼ全部見ていると言っても過言では無いぐらい、泥沼系のドラマや漫画が好きだったのですが、まさか自分がその泥沼の世界に入ることになるとは思っていなかったので、オファーを頂いた時はとてもワクワクしました。

 演技の経験もまだまだ浅いのに、初めて濡れ場の演技を経験したり、美月は息子が居るので少しですがお母さんっぽい表情を作ったり、初めての経験を沢山させて頂きました。不倫なので結構ナイーブな世界だと思うのですが、クスッと笑える瞬間もあったり、沢山の方に楽しんでいただけると思います。

■権野元(監督)

 『余命3ヶ月のサレ夫』。ネタバレ、というか出落ちなのか?とタイトルを聞いた時に感じた思いは全て杞憂に終わりました。原作を読み、予想していた以上に人物が複雑に絡んで様々な事件が起こり続ける展開に次の話が気になってしょうがなくなり、て事は次々と話が展開し続けるショートドラマに非常にマッチしてるってことか! となり。

撮影に入ると、稲葉友くんの死を間近に感じた夫と文字通りの体を張った熱演のゆきぽよ演ずる妻との対立が非常に楽しくて。他の人物も中々の濃いめなキャラで彩りを加えてくれています。ぜひともそれぞれの話でも良いですが、一気見して頂くのもおすすめです!

■平体雄二(スタジオブルー/エグゼクティブ・プロデューサー)

 テレビドラマでは、大事な物を積み上げ紆余曲折を経て、成熟していく人生をハッピーエンドになるよう制作しています。今作は人生の苦味やエグ味を視聴者やコンプライアンスに遠慮せず、キレイゴトやセオリーを無視し、人間のリアルを考え抜き権野監督を筆頭にスタッフキャストと作り上げました。ショートドラマ初挑戦の我々ですが、喜んでいただける作品ができたと自負しております。

■瀬島翔(スタジオブルー/プロデューサー)

 初めて、ショートドラマに挑戦させて頂き1話1話、短い時間の中で、登場人物や物語に魅力を感じて頂くことへの、難しさと面白さを同時に感じながら、権野監督を筆頭に信頼出来るスタッフと作り上げました!

 ショートドラマだからこそ、1カットごとの力強さを大事に、インパクトのあるカットや個性の強い登場人物の表情など、気を抜けない画の積み重ね30話作り上げました。最後まで物語を楽しんで頂くのは勿論おすすめですが、自分の好きなシーンや役者の表情を何度も見返して楽しんで頂くのもおすすめです。

■SORAJIMA(原作)

 この度『余命3ヶ月のサレ夫』を映像化していただくことになりました。豪華な製作陣や素晴らしい出演者によって、本作がどのような映像作品になるのか今から待ち遠しいです。余命3ヶ月なのに愛する妻に裏切られてしまう――。そんな、善良な夫・葵の行末を、ぜひ皆さんの目で確かめていただけると幸いです。

■澤村直道(1話3分の短尺ドラマ配信アプリ「BUMP」を手掛けるemole代表/エグゼクティブ・プロデューサー)

 半年以上前から、SORAJIMAさんとお話ししていた取り組みがやっと形になり、大変嬉しく思います。出演者も製作陣も豪華な体制で、現場に顔を出した際にどのシーンを見ていても見応えのあるシーンしかなく、これは確実にバズると確信しました。

 緊張感がありつつも温かい現場で、完成を楽しみにしておりました。この作品を公開できることを大変嬉しく思っています。刺激に満ちたこの作品をぜひお楽しみください。

■下京慶子(emole/プロデューサー)

 この作品には笑っちゃうぐらい嫌な大人がたくさん出てきます。だけど、大人たちの欲望がぶつかり合う様は時に清々しくも見え、なんだか共感すらしてしまうのです。そんな人間味を描ける権野監督と、信頼するスタジオブルーさん、体当たりで挑んでくださった素晴らしいキャスト・スタッフの皆さんと、骨太なショートドラマが出来ました。私も出演しちゃいました。観てください。

『余命3ヶ月のサレ夫』ビジュアル (C)SORAJIMA