2024年3月4日23時より放送開始となるZ世代・ハイティーン向け情報バラエティ番組『ハイティーン・バイブル』初回放送に先駆け、東京都のStudio Sweets box ジェリービーンズにて合同取材会が行われた。取材会には、スタジオMCを務める池田美優(以下、みちょぱ)と森香澄(以下、森)が登壇。カラフルな装飾が施された活気あるスタジオで、番組の見どころについて語った。

参考:【写真】MCを務める池田美優と森香澄「私のハイティーン時代は、夫と一緒に過ごしてきましたね」

 同番組は「ABEMA」の新作オリジナル作品で、無限に広がる選択肢を前に揺らぐZ世代やハイティーンの未来を明るく照らす情報バラエティ番組。本編では、ハイティーンにとって人生の先輩であるみちょぱ森香澄が、視聴者の人生の悩みに寄り添う。

 番組概要を司会者に問われた森は「17歳から19歳ぐらいの、初めて人生の岐路に立つような年齢の子たちの悩みを取り上げて、解決策をみんなで話し合うような番組です。初めて1人暮らしをするときに見るべき条件とか、生活に寄り添った情報とかもお伝えするような情報バラエティ番組です」と述べた。さらに、この番組のスタジオ収録には、実際のハイティーンの女の子たちも参加しているとのこと。

 収録中に、ハイティーンの女の子たちの意見に触れたみちょぱは「ハイティーンって“若い子”のカテゴリでくくられがちだけど、そのなかでも、みんな色々悩みがあるんだなと改めて思いました。私もまだ25歳ですけど、それでも全然考えたことなかった発想を持ってる子たちもいたので。視聴者の方たちにとってもいろんな発見がある番組なんじゃないかなと思います」とコメント。「恋愛だけでなく、実生活に役立つ内容を発信している番組です」と番組の魅力を強調した。

 さらに「ハイティーンに経験した忘れられない恋」について聞かれたみちょぱは、パートナーである大倉士門との出会いを振り返った。「その時代って、ドンピシャで旦那と一緒にいた時代なんです。忘れられないというか、『忘れちゃダメでしょ!』っていう(笑)。いまも現在進行形ですが、本当に16歳ぐらいから一緒にいるので。 私のハイティーン時代は、夫と一緒に過ごしてきましたね」と大倉と過ごした青春時代を明かした。

 一方、森は「私は大学受験をするために予備校に通ってて。自習室で、ちょっとかっこいい子の隣に座ることで勉強のモチベーションを上げてました(笑)。でも受験期って、“恋愛しちゃいけない”みたいな、暗黙のルールがあるんですよ。その時期が1番淡い恋だったんじゃないかと思いますね」と片想いの思い出を語った。

 恋の結末については「『勉強じゃなくて恋愛しに来てんの?』って思われたくない気持ちもあって、気持ちを伝えずに終わっちゃいました」とのことだが、森のエピソードのような甘酸っぱい青春を過ごせるのも、ハイティーンの醍醐味かもしれない。

 また、みちょぱは、いまの実生活で解決したい悩みごとがあるという。「最近、1年ちょっと前に買った洗濯機の乾燥機能がめちゃくちゃ壊れてて。フィルターの掃除から、ネットに載ってるような裏技まで試したんですけど全くダメで。日程を合わせるのが大変なので、そのままになってるんですけど、修理のために業者さん呼ばなきゃダメですかね?」と困ったような笑みを浮かべた。

 そんなみちょぱに、森が「家事分担は士門さんと完全にきっちり分けたりされてるんですか?」と結婚生活に関する質問を投げかける場面も。

 みちょぱは「完全に分けてるわけじゃなくて、お互い気づいた時にやるスタイルなんですけど……なぜか洗濯物は2人で一緒にいつもやるっていうのが暗黙のルールとして決まってます。浴室乾燥なので、私が洗濯機の前に立って、旦那が浴室のなかにいて、バケツリレーみたいな感じで渡してますね」と大倉との微笑ましいエピソードを述べた。

 今回の番組の最大の見どころと言えるのは、みちょぱと森の自分自身の経験を踏まえたアドバイスが聞けるところだろう。

 番組の視聴者層と重なる、10代の頃の悩みについて聞かれた森は「痩せたいとかしか考えてなかったかも……? ただ、進路の悩みはやっぱりあった気がします。どういう大学に行くか、それこそ音楽系に行くのか、普通の大学に行くのかもそうですし。でも進路以外はめちゃくちゃ、ちっちゃい悩みですかね」「とはいえ、当時はそれが大きな悩みなんですよ。 だからこそ、小さい悩みだしって一蹴せずに、ハイティーンの子たちの悩みを真剣に聞いていきたいなと思います」と今後の意気込みを語った。

 みちょぱ曰く、番組では「かすみ姉が恋のアドバイスをガチで伝授してくれる」とのことで、恋愛相談への森の回答も気になるところ。取材会のなかでも「返信がまばらな男には、気をつけた方がいいと思います!」と一部アドバイスを披露した。

 一方、ハイティーン時代からモデルやテレビの仕事に追われていたというみちょぱ。忙しかった10代は「当時所属してたPopteenはいろんなジャンルのモデルがいたんです。自分を売り出さなきゃいけない雑誌なので、そこは悩みもあったかな。『私服を30着持ってきて欲しい』とか普通に言われちゃう仕事だったし。しかも、自腹で買わなきゃいけない」と楽しかった思い出だけではない様子。

 そんな青春時代を振り返りつつ、最後には「性格上、成り行きでどうにでもなると思ってました。悩みに対して落ち込んじゃったりとか、考えすぎちゃう子もいると思うんです。確かに悩むことも大事かもしれない。でもある程度適当な方がいいよっていうのは、今後もこの番組を通して伝えていけたらいいなと思います」と、みちょぱらしいギャルマインドが込められたエールを送った。

 『ハイティーン・バイブル』は2024年3月4日23時から「ABEMA」で独占無料配信。森とみちょぱと一緒に、現代のハイティーン女子たちの悩みに耳を傾けてみよう。

(取材/文=すなくじら

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