伊藤英明を巡る「色紙騒動」の波紋が広っている。

 発端となったのは2月2日に漫画家の佐藤秀峰氏がブログサービス「note」に投稿した文章。伊藤が主演を務めた映画「海猿」の原作者である佐藤氏は、同作の撮影現場を見学した過去について振り返った。

 その際、プロデューサーから“主演俳優”を紹介されたという佐藤氏は「撮影前だったらしく、その俳優はピリピリしていました」「プロデューサーが話しかけると『原作者?しゃべんなきゃダメ!?』と吐き捨てました。嫌なヤツだと思いました」と回顧。

 伊藤の名前こそ挙げなかったものの、当時、不快感を抱いたことを明かした。

 この投稿に伊藤がすぐさまインスタグラムで反応。「記事を読みました」として「約20年前、現場に出向いて下さり佐藤先生に頂いた原画を今も大切にしています」と佐藤氏のサイン入りの色紙をアップしたのだ。

 事態が動いたのが2月10日。佐藤氏がnoteで伊藤のインスタに触れ、「イラストに書かれた日付を見ると2005年となっています」「僕が撮影現場を訪れたのは2012年(もしくは2011年?)の一度きりです。2005年に伊藤さんが会ったという「佐藤先生」とは、一体誰だったのでしょうか」と訝しんだのだった。

 こうしてネット上では伊藤への批判が噴出。一週間以上経った今も「あの色紙はなんだったんだ」と疑問の声が渦巻いている。

「伊藤は2月25日まで舞台『欲望という名の電車』に出演しているため、さすがに弁明する余裕がないのでしょうが、放置したままだと炎上は収まらない。『色紙騒動』が長引いているせいで、風化していた『若かりし日の失態』までネットユーザーに蒸し返されています」(テレビ関係者)

 蒸し返される過去の失態とは。

「2001年4月に幻覚作用のあるキノコマジックマッシュルーム』を食べて錯乱状態に陥り、救急車で搬送された騒動です。今回の色紙の件についてSNS上では『幻覚キノコのせいで記憶が混濁しているのでは』といった皮肉が飛び交う始末です」(前出・テレビ関係者)

 一刻も早い弁明が必要だ。

(塚原真弓)

アサジョ