アナログとデジタルの両面から企業の持続的成長を支援する「ハイブリッドDX」カンパニーシヤチハタ株式会社※1(代表取締役社長 舟橋 正剛 本社:愛知県名古屋市)は、中小企業の経営者ならびに決裁者(個人事業主は除く)計500名を対象にインターネットによる「中小企業のDX化推進に対する意識調査」を2023年12月に実施しましたので、その結果を発表いたします。
※1 社名表記は「シャチハタ」ではなく「シヤチハタ」です。

調査結果サマリー

■調査概要

調査対象 :中小企業の経営者ならびに決裁者(男性/女性) 500名

調査エリア:全国

調査方法 :インターネット調査

調査期間 :2023年12月5日(火)~同年12月6日(水)

※本リリースの内容の転載にあたりましては、出典として「シヤチハタ株式会社調べ」という表記を記載いただくようお願いします。

※本調査レポートの百分率表示は小数点第1位で四捨五入の丸め計算を行っているため、合計しても100%にならない場合があります。

  • TOPIC1: 中小企業のDX化における現状について

・全社的にDX化に取り組んでいない中小企業は約76%。いまだ中小企業のDX化は進んでいない現状。

社内のDX化について約76%が「取り組んでいない」あるいは「部分的にしか取り組んでいない」と回答。

「全社的に取り組んでいる」と回答した人は、約24%のみという結果になりました。

Q.あなたのお勤め先では、DX化に取り組んでいますか。 (n=500)

  • TOPIC2: 中小企業のDX化に対する理解とイメージについて

・約7割の中小企業の経営者ならびに決裁者が、「DX化」と「IT化」の違いを明確に理解していないと回答。

「DX化」と「IT化」の定義を提示した上で、「DX化」と「IT化」の違いを知っているかという質問に対して、約49%が「曖昧な意味しか知らず、正確には知らなかった」、約19%が「知らなかった」と回答。約7割の中小企業の経営者ならびに決裁者が「DX化」と「IT化」の違いを明確には理解していないことが明らかになりました。

Q. 「DX化」と「IT化」の違いをご存じでしたか。 (n=500)

・DX化に対するイメージTOP3は、1位「ハードルが高い(75.4%)」2位「アナログな企業には難しい

(71.8%)」3位「自社には苦手な分野だと思う(64.2%)」。

DX化についてどのようなイメージを抱いているか、各イメージ別に調査を行ったところ、約75%が「ハードルが高い」というイメージを持つと回答。また、約72%が「アナログ企業には難しい」、約64%が「自社には苦手な分野だ」というイメージを持っていることがわかりました。

 中小企業の経営者ならびに決裁者は、DX化についてあまり詳しく理解していないにも関わらず、DX化に対する苦手意識を少なからず抱いていることが分かりました。

Q. DX化について、どのようなイメージをお持ちですか。 (n=500)

  • TOPIC3: 中小企業のDX化に対する意向について

・全社的に DX 化に取り組んでいない中小企業の経営者ならびに決裁者の55.4%と半数近くが「DX化したい」と回答。

TOPIC1でDX化に対し「全社的に取り組んでいる」と答えた回答者以外に、今後のDX化に対する意向の有無を調査したところ、半数以上の約55%が「意向あり」と回答しました。

Q. あなたのお勤め先では今後、会社のDX化に取り組む意向はありますか。 (n=381

・DX化が進まない理由1位は「コストがかかる」、続いて2位が「デジタルのわかる社員や若手がいない」、3位が「従業員の高齢化」であった。

 TOPIC1でDX化に対し「取り組んでいない」あるいは「部分的にしか取り組んでいない」と答えた回答者にDX化が進まない理由を調査したところ、「コストがかかる」という回答が41.7%と最も多く、次に「デジタルのわかる社員や若手がいない」が39.4 %、「従業員の高齢化」が27%という結果になりました。

 中小企業の DX 化推進が阻まれている要因として、コストや人材の問題 があることが分かりました。

Q. 会社のDX化が進まない理由としてあてはまるものは何ですか?(複数回答)(n=381

・その一方で、中小企業が「DX化をしたくない理由」について、最も多い回答として「とくにない」に続き、2位が「コストがかかる」、3位が「メリットがわかっていない」と回答。

DX化に取り組む意向なしと回答した中小企業の経営者ならびに決裁者に理由を調査したところ、「とくにない(約41%)」以外の回答では、「コストがかかる」が30%と最も多く、次に「メリットがわかっていない」が約21%という結果になりました。

Q. 会社のDX化をしたくない理由としてあてはまるものは何ですか?(複数回答)(n=170)

 本調査から、約7割の中小企業の経営者ならびに決裁者が、DX化に対して「ハードルが高い」、「自社には苦手な分野だと思う」、「アナログな企業には難しい」など、“DX化に対する苦手意識”を抱いていることが分かりました。一方で7割近くの中小企業の経営者ならびに決裁者はDX化についてあまり詳しく理解していないことも明らかになりました。

 さらに、中小企業の DX 化が進んでいない理由として、「コストがかかる」や「デジタルのわか る従業員や若手がいない」などの費用や人材の問題があることが分かりました。

 アフターコロナ以降、新規事業の開拓や人手不足への対応でDX推進の重要性が増しています。また、2024年には改正電子帳簿保存法の義務化が開始されるなど、社内業務の効率化が強いられています。

 以上の調査結果から、抽象的にDX化推進に挑むのではなく、まずは低コストではじめられる業務効率化をはかるツールの導入を行うなど、視野を広げた“できるとこからDX(トランスフォーメーション)”という考え方を持つことが今後の中小企業のDX化推進における重要な要素となりえます。

●Shachihata Cloudについて 

https://dstmp.shachihata.co.jp/

Shachihata Cloudは、リモートワーク時代のクラウド電子印鑑・電子署名サービスです。稟議書や申請書といった社内文書から、見積書や請求書、注文/請書等の取引先との決裁文書にいたるまでさまざまな文書の押印業務をデジタル化し、時間や場所を問わず簡単かつ安全に電子印鑑・電子署名を行うことができます。また、2022年には電子取引ソフトのJIIMA認証を取得しました。シヤチハタは電子印鑑システムの市場展開を1995年より行っており、導入数は2022年12月時点で101万件を突破しています。

シヤチハタ株式会社 会社概要

シヤチハタは、1925年の創業以来、常にお客様に必要とされる商品を提供し続け、今年で創業99周年を迎えました。これからもアナログとデジタルの両面から企業の持続的成長を支援する「ハイブリッドDX」カンパニーとして、ユーザーファーストを追求した商品・サービスを提供してまいります。

社 名:シヤチハタ株式会社

設 立:1925年1月

年 商:単体 177 億円(2023 年 6 月期)

従業員:単体 361 名(2023 年 6 月末現在)

代表者:代表取締役社長 舟橋 正剛

事業内容: スタンプ台、インキ浸透印及び文具全般の製造・販売

https://company.shachihata.co.jp/company/kaisha/

【参考】シヤチハタあゆみ

https://company.shachihata.co.jp/company/kaisha/k7.php

配信元企業:シヤチハタ株式会社

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