日本発祥の国際医療NGOである(認定)特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区 理事長:吉岡春菜 以下ジャパンハート)は、米国The Coca-Cola Foundationから30万米ドル(約4500万円)、公益財団法人 コカ・コーラ教育・環境財団から2200万円を拝受いたしました。
本支援金は、石川県能登半島を中心とした被災地域における医療支援や、長引く避難生活における被災者の方々の健康管理、または心の支援に活用します。

 ジャパンハートは2024年1月1日令和6年能登半島地震発災直後より現地の支援ニーズ調査を開始し、翌2日に富山県氷見市に対して高齢者や乳幼児などの要配慮者へ必要物資を無償提供する新システム「災害用Heart Stock」を活用の上、富山県内に備蓄していた緊急支援パック25ケースを寄贈しました。また1月3日、中能登地域での物的支援ニーズを受け、同支援パック54ケースを寄贈。その他、岡山県に備蓄していた物資を北陸に輸送し、射水市に対しても同様の物的支援を実施。同日の夜より能登町にある避難所、松波中学校にて医療支援を開始しました。その後ニーズ調査の上、輪島高校、門前中学校、鵜川小学校、においても感染症対策を含めた医療の観点からの支援を行いました。現在は松波中学校、門前中学校、東陽中学校、小木福祉避難所の4カ所で活動。それぞれの活動地で医療の観点からの避難所運営補助、また看護師の常駐、あるいは医師の診療を行っています。長引く避難生活の中、被災者の心にも寄り添いながら各地で活動をしております。各地への調査継続の上、今後も日々変化するニーズに合わせて活動してまいります。

 ジャパンハートの国際緊急救援事業では、国内外の大規模自然災害パンデミックの有事に際して人的・物的支援を展開しており、2011年の東日本大震災においてはのべ約450名の医療ボランティアを現地に派遣しました。これらの経験に基づいて構築した災害支援スキームを活かし、支援活動を実施しております。ジャパンハートはこれからも、皆様のご支援を受けながら、「医療の届かないところに医療を届ける」活動をして参ります。

▼皆様のあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。

https://japanheart.secure.force.com/?uid=a010o0000214SteAAE&dt=1&pt=0&f=1&cid=7012j0000005Rs3AAE

▼国際緊急救援について

https://www.japanheart.org/activity/international-emergency-relief/

The Coca-Cola Foundation(TCCF)の使命は、コカ・コーラ社が事業を展開し、またその従業員が生活を営む世界中の地域社会に前向きな変化をもたらすことです。財団が支援するのは、複雑な世界的課題に取り組み、測定可能で永続的なインパクトを残すことのできる変革的なアイデアや団体です。現在は安全な水への持続可能なアクセス、気候変動による被害からの回復力、防災・減災と災害発生時の対応、サーキュラエコノミー、経済的エンパワーメント、地域社会への貢献に重点を置いて寄付を行っています。財団は1984年の設立以来、世界中の地域社会を強化するという使命のために15億ドル以上の助成金を授与してきました。

公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団は、「心豊かでたくましい人づくり(Healthy Active Life)」を 理念とし、2007年6月に設立されました。 日本コカ・コーラボトラーズ育英会と コカ・コーラ環境教育財団の事業を継承し、一元的に運営、推進できる母体とし、設立以来、次世代を担う青少年の育成と彼らを取りまく、地域社会を支える人材の育成を目的として、「環境教育」「奨学支援」を中心に継続して事業を実施しています。また、2011年3月24日には財団内に「コカ・コーラ復興支援基金」を設立し、「東日本大震災」「熊本地震」「北海道胆振東部地震」の被災地域、被災された方々への「災害復旧・復興支援事業」を行っています。

「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に活動する、2004年に設立された日本発祥の国際医療NGO。海外では、ミャンマーカンボジアラオスにおいて無償で子どもの診療・手術を実施し、その数は年間約3万4千件、累計30万件を超えます。日本国内では離島・へき地への医療者派遣、小児がんの子どもとその家族の外出を医療者がサポートする活動にも取り組んでいます。

配信元企業:特定非営利活動法人ジャパンハート

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