プレミアリーグリヴァプールは新たなスポーツ・ディレクター(SD)に、レヴァークーゼンでマネージング・ディレクター(MD)を務めるジモン・ロルフェスの招へいを狙っているようだ。18日、イギリスメディア『フットボールインサイダー』が伝えている。

 リヴァプールは、1月26日にクラブを率いるユルゲン・クロップ監督が2023-24シーズンをもって退任することを発表。プレミアリーグを代表する指揮官の決断にサッカー界が揺れるなか、同クラブ監督の後任候補の1人には、現在ブンデスリーガで無敗を維持しながら首位を走るレヴァークーゼンシャビ・アロンソ監督がメディアによって挙げられている。

 そんななか、リヴァプールシャビ・アロンソ監督だけでなく、ジモン・ロルフェスMDの引き抜きも画策している模様。2023年5月から同クラブのSDを務めていたヨルク・シュマトケ氏が2024年1月に退任したため、空席となっているSDの後任としてジモン・ロルフェスMDの招へいを狙っているようだ。

 一方で、昨年11月にジモン・ロルフェスMDがレヴァークーゼンとの契約を2028年まで延長したばかりであることも指摘。シャビ・アロンソ監督を同クラブの指揮官に招へいするなど、優れた仕事ぶりを見せている同MDだが、『フットボールインサイダー』は、「このコンビは最有力候補」とリヴァプール側の計画を報じている。

レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督(左)とジモン・ロルフェスMD(右)[写真]=Getty Images