舞台『千と千尋の神隠し』より、2024年公演で新たに主人公・千尋役を演じる川栄李奈、福地桃子のメインビジュアルが解禁。併せて、川栄、福地からコメントが到着した。

【写真】川栄李奈バージョンのメインビジュアル 提灯に囲まれ異世界に迷い込んだ千尋に

 2022年、宮崎駿の名作を英国ロイヤルシェイクスピアカンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアード翻案・演出により世界で初めて舞台化。初演から主人公・千尋役を演じ続ける橋本環奈上白石萌音に加え、新たにオーディションで川栄李奈、福地桃子が同役を射止めた。

 東宝創立90周年記念公演として舞台化された本作は、『第47回菊田一夫演劇賞』で上演関係者一同が菊田一夫演劇大賞を受賞。2023年名古屋御園座での再演を経て、2024年3月に帝国劇場公演を皮切りに全国ツアーがスタート。並行して、4月から8月にかけてイギリスロンドン・コロシアムで初の海外公演として上演される。

 このたび、新たに千尋役(交互出演)を務める川栄と福地のメインビジュアルが公開。川栄は八百万の神々の世界に迷い込んだ千尋を、福地は油屋あぶらやで月夜を背景に佇む千尋を演じている。

 ビジュアル完成にあたり、川栄は「千と千尋の世界にいる自分を見て、感激していると同時に、いよいよ始まるんだ、と身が引き締まる思いです。観てくださる方の心を動かせるような千尋を精一杯演じたいと思います!」とコメント。

 福地は「不思議な町での千尋を導いてくれているようだなと感じました。皆様にお会いできる日を楽しみにしています」としている。

 舞台『千と千尋の神隠し』は、3月11日~30日に東京・帝国劇場、4月30日8月24日ロンドン・コロシアム、4月7日~20日に名古屋・御園座、4月27日5月19日に福岡・博多座、5月27日6月6日に大阪・梅田芸術劇場メインホール、6月15日~20日に北海道・札幌文化芸術劇場 hitaruにて上演。

 ※宮崎駿の「崎」は「たつさき」が正式表記

舞台『千と千尋の神隠し』メインビジュアル(左から)川栄李奈、福地桃子