3月1日(金)より公開される「キック・アス」、「キングスマン」シリーズのマシューヴォーン監督最新作『ARGYLLE/アーガイル』から、お笑いトリオジェラードン」のアタック西本が凄腕エージェント、アーガイルになりきった特別映像が解禁された。

【写真を見る】美女のささやきに表情を一変させる角刈りの凄腕エージェントことアタック西本

本作はポップでクレイジーなアクション描写と痛快なストーリー展開を融合させ、圧倒的支持を集めるヴォーンが仕掛けるスパイ映画。凄腕エージェントが世界を股にかけて、謎のスパイ組織の正体を追うスパイアクション小説「アーガイル」の作者エリー・コンウェイ(ブライス・ダラス・ハワード)は、自宅で愛猫のアルフィーと過ごすのが至福の時という平和主義者。しかし新作小説の内容と実在するスパイ組織の活動が一致してしまい、エリーの人生は大混乱に陥る。物語の続きをめぐり命が狙われる事になったエリーは、危機的状況をエイダン(サム・ロックウェル)と名乗るスパイに助けられる。出会うはずのなかった2人と一匹の猫による危険なミッションが展開していく。

先日、この映画の予告映像が公開されると、エージェント、アーガイルを演じたヘンリー・カヴィルの“角刈り”スタイルが注目を集め、SNS上では“ジェラードンのアタック西本にそっくり!”などの声も上がっていた。そんな反響を受けて、このたび解禁されたのは、アタック西本が凄腕エージェントのアーガイルを“完コピ”した特別映像。アタック西本が完全再現したのは予告冒頭のシーン。カヴィル演じるアーガイルが、ゴールドドレスに身を包んだ美女をダンスフロアに誘い、いいムードになるも突如会場中から銃口を向けられ窮地に陥る場面だ。1980年代ディスコミュージックを彷彿とさせる音楽とアタック西本の熱演がクセになる映像に仕上がっている。

アタック西本は「僕も吉本契約じゃなくてエージェント契約になりきって、一つミスしたら自分の責任だっていう心構えで挑みました」とコメント。女性を抱き上げ踊るシーンでは「僕のお腹が出過ぎちゃって相手役の女性の方が窮屈そうにされていたので、引っ込めながらやっていました」と撮影を振り返った。

1980年代のスタイルにこだわりを持っているヴォーン監督たっての希望で、本作では自前で角刈りスタイルに挑戦したカヴィルだが、彼のヘアスタイルについてアタック西本に点数をつけてもらうと「100点満点中800点!強い気持ちが伝わってくるというか、中途半端じゃない。角刈りってそこ大事なんで」と熱弁。相方のかみちぃとお笑いの方向性で揉めた際に「お笑いってこうゆうことだよね」と言葉ではなく角刈りにすることで想いをぶつけた、アタック西本ならではの熱い見解をみせた。

角刈りスタイルについては「女性からの支持はほぼゼロ」と嘆きつつも「男性はすごい褒めてくれますね。40代から上の方が本当にいいね~って。“こいつは信用できる”って思われています。なぜか」と意外なメリットもあるそう。そんななか、角刈りならではのハプニングも。2週間に1度、理髪店に行き馴染みの大将に手入れしてもらっているそうだが、ある日、大将の息子さんが初めてカットすることに。「散髪後、劇場に行ったら、『あれ、いつもと違いますよ』って言われて。正面の鏡で見てたから分かんなかったんですけど、前の角を全部刈り取られちゃってて。前から見たら角刈りだけど、横から見ると坊主になっていて、“トリックアート角刈り”みたいになっちゃったんですよ(笑)それはすごい恥ずかしかったですね…」と驚きのエピソードを明かした。

角刈り日本代表が「100点満点中800点!」と太鼓判を押す角刈りエージェントの活躍が堪能できる本作。ヴォーン監督が仕掛ける独創的なアクションはぜひスクリーンで体感してほしい!

文/スズキヒロシ

ジェラードン・アタック西本が角刈りの凄腕エージェントに!『ARGYLLE/アーガイル』特別映像解禁/[c]Universal Pictures