アメリカ海軍の沿海域戦闘艦も!

日米豪が南シナ海で共同訓練

海上自衛隊護衛艦隊は2024年2月19日、日米豪共同訓練の様子を公式X(旧Twitter)で公開しました。演習では、護衛艦さざなみ」とアメリカ海軍オーストラリア海軍の各艦艇が縦一列に並んだ、いわゆる単縦陣を組み、各種の戦術訓練を行ったとしています。

日米豪共同演習は、2024年2月7日から8日にかけて南シナ海で実施。アメリカ海軍からは駆逐艦「ジョン・フィン」と沿海域戦闘艦「ガブリエル・ギフォーズ」、オーストラリア海軍からはフリゲート艦「ワラマンガ」が参加しています。

中でも、沿海域戦闘艦「ガブリエル・ギフォーズ」は軍艦としては珍しいトリマラン構造を採用し、異形の外観となっています。この船型は日本語で「三胴船」とも呼ばれるもの。主船体の左右両側に副船体が張り出しており、3つの船体を船橋やデッキ部分などの上部構造物でつないだ形状をしています。

海自の護衛艦「さざなみ」(画像:写真AC)。