リクルート東京都千代田区)の外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」が、「朝食の外食利用」について調査を実施し、結果を紹介しています。

 調査は、2023年12月1~2日にかけて、20〜60代の男性517人と女性518人の計1035人を対象に、インターネットで行われました。

「平日(仕事がある日)に朝食を外食すること(テイクアウトを除き、社食・学食、飲食店でコーヒーを1杯飲むことも含む)はありますか?」と聞くと、「朝外食する」と答えたのは全体の15.0%でした。男女比でみると、全年代で男性の利用率が高い結果になったということです。

 次に、朝外食の魅力を「平日」「休日」でそれぞれ聞きした。平日の第3位は「非日常的な気分になれる、気分転換」で20.9%、第2位は「モーニングセットなど他の時間帯に比べてお得」で24.2%、第1位は「プチ贅沢(ぜいたく)気分が味わえる」で30.1%でした。

 休日の第3位は「モーニングセットなど他の時間帯に比べてお得」で22.3%、第2位は「非日常的な気分になれる、気分転換」で30.6%、第1位は平日と同様の「プチ贅沢気分が味わえる」で38.3%でした。

 最後に、朝外食の一人当たりの予算を「平日」「休日」についてそれぞれ聞いたところ、最も割合の高い価格帯はともに「500円〜800円未満」でした。

 調査結果を受けて、同社は「最近では外食産業が朝食に力を入れ、メニューや価格帯もさまざまで朝食専門店も登場しています。朝外食をすることで一日の充実度を上げてみてはいかがでしょうか」とコメントを寄せています。

オトナンサー編集部

「朝食の外食利用」調査の結果は?