出川哲朗・松本人志

ダウンタウン・松本人志が芸能活動を休止して1ヶ月──。テレビから松本の姿が消え、今後の動向が注視される。そんな中、松本の「同級生」出川哲朗を再評価する声が増えている。

かつて「抱かれたくない男」常連だった出川の“リアルガチ”な評判はというと…。

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■松本人志の活動休止から1ヶ月

昨年12月末、『週刊文春』で松本が過去に行われた飲み会で女性に性的関係を迫った疑惑が報じられた。1月8日、松本は自身に関する報道を事実無根とし、裁判に注力するため芸能活動を当面休止すると発表。

松本が出演していたレギュラー番組は代役を立てたり、番組名を変えるなどして対応。テレビから松本の姿が消えることになった。

お笑い界の大御所である松本の活動休止は世間に衝撃を与えた。

 

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■じつは松本と「同級生」の出川

松本の「騒動」の裏で、出川を再評価する声が増えている。あるテレビ局関係者は、「出川さんは若手芸人も顔負けなほど身体を張っているので忘れがちですが、現在60歳です。松本さんとは同級生にあたります。還暦を迎えてからも、出川さんにオファーは絶えず、独特のキャラクターが老若男女問わず愛されていますよ」と話す。

出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京系)や『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)などのレギュラー番組を抱え、単発のバラエティ番組やCMにも多数出演するなど、目覚ましい活躍ぶりだ。

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■「嫌われ芸人」から逆転評価

出川といえば、2001~2005年に女性誌『an・an』の「抱かれたくない男」ランキングで5年連続1位を獲得し、かつては「嫌われ芸人」だった。あれから20年経ち、世間の見る目も変わってきている。

「人気バラエティ番組『イッテQ』の体当たりで挑む芸風が定着したのでしょう。変に自分を良く見せようとせず、番組でイジられる姿がかわいいという声も増えました」(前出・テレビ局関係者)。

現在もバラエティ番組で引っ張りだこな出川。前出のテレビ局関係者は、その理由をこう推察する。「番組の打ち合わせでNGがほとんどなく、どんな企画でも面白くしてくれます。芸歴でいえば大御所になりますが、出川さん本人はそう扱われたくないのか、高いギャラを要求することもありません。年々、出川さんを使いたいテレビ番組は増えていますよ」(前出・テレビ局関係者)。

 

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■カメラが回らないところでは…

仕事に対する姿勢はもちろん、人柄も評価されているようだ。「カメラが回らないところでも、性格が全く変わりません。若手のスタッフに対しても腰が低く、気さくに話しかけてくれると好評です。番組のロケでファンに声をかけられた時も笑顔で対応していますね。裏表のない出川さんに驚くスタッフも多いんですよ」(前出・テレビ局関係者)。

この辺りも、仕事が途切れない理由の一つだろう。これからも、出川の“リアルガチ”なスタイルは愛され続けるに違いない。

 

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■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

今期の推しは、『正直不動産2』(NHK)、『院内警察』(フジテレビ系)、『不適切にもほどがある!』(TBS系)。

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