かまいたちがMCを務める、ABEMAオリジナル新バラエティ番組「かまいたちの笑賭け(わらいがけ)」の #7が、ABEMA SPECIALチャンネルにて2月16日に放送された。

【写真】#7が放送された「かまいたちの笑賭け」

かまいたちの笑賭け」は、かまいたちを筆頭とする“笑い”と“金”におかされた芸人たちが、1000人の観客の前でさまざまなジャンルのお題にそったネタを披露し、観客を笑わせるごとに賞金をゲットできる。このステージで獲得した賞金を軍資金に、戦いの舞台を海外カジノに移し、一攫千金をねらって、一か八かの大勝負に出る。

“笑賭け”のリーダーに選ばれたかまいたちの山内健司と濱家隆一をはじめ、とろサーモン久保田かずのぶ、見取り図の盛山晋太郎とリリー、ゆりやんレトリィバァ、ネルソンズの和田まんじゅうの“金”と“笑い”に欲深い芸人たちが参戦している。

■#7では

1000人の観客を笑わせて獲得した賞金“677万1千円”と“一攫千金”の夢を抱いて、“笑賭け”メンバーたちは、大勝負の舞台となる韓国の地に乗りこむ。かまいたちのふたりは5年ぶりの海外ロケとなったものの、韓国での滞在時間はわずか5時間しかなく、入国後早々にカジノへ移動する。

韓国らしい体験ができない一行のために、番組から韓国スイーツをプレゼントされた濱家が「こんなに長いマカロンもあるんや~」と食レポで盛りあげるものの、盛山は「濱家さん、こんな番組にグルメ情報いらん」とため息をつき、山内も「これ見てるヤツは、ギャンブル好きのクズばかりや。スイーツなんか興味ない!」と一蹴するなど、韓国でもメンバーたちは、“笑い”と“金”にまっしぐらとなっている。

その芸人たちのために、カジノ施設に向かう道中で、軍資金をさらに増やせるチャレンジ、韓国の人たちを笑わせるごとに賞金をゲットできる挑戦を行う。

まずは韓国のお笑い事情を探ると、韓国人エージェントは「お笑い番組が少なくなっていて、お笑い芸人よりもYouTuberのほうが売れている」と先行き不安な回答。さらには「韓国人は笑いにきびしいと思う」と意見が飛び出すと、芸人たちの顔色がくもる。

■「ナイスゆりやん!」

日本語が通じない3組の韓国人を相手に、日本から持参した小道具を駆使して笑わせるチャレンジがスタート。まずは若者3名と対峙し、濱家はお面、山内はヘリウムガスの小道具を使った鉄板ネタ、久保田は「深海魚が口から卵を産む瞬間」というキテレツなネタで勝負するも、無表情で微動だにしない。

さらに、“韓国っぽいネタ”を披露するも、空ぶりに終わる。日本では百戦錬磨の芸人たちは、次第に弱気となり、盛山は「思ったよりも笑わないから、ネタを思いついても前に出られなくなってきた……」とひるむ。

そんななか、「ミュージックスタート!」とかけ声とともに、さっそうと登場したゆりやんが、韓国で流行中のコメディソングにあわせて、世界的オーディション番組「America's Got Talent」でアメリカ人の笑いをかっさらった“星条旗水着”姿でダンスを披露すると、韓国の人たちは思わず吹き出し、一気にふたりを笑わせることに成功する。メンバーたちは「これが世界」「さすがワールドワイド」「ナイスゆりやん!」と絶賛し、世界的コメディアンの実力を見せつけていた。

ゆりやんが韓国人を笑わせた賞金をあわせると、カジノの軍資金は「685万円」になり、「これはスゴいよ!」と大盛りあがりする一方で、言葉の壁や文化の違いによって、“スベってしまった”印象ばかりが残ってしまったメンバーたちは、肩を落とす。思ったとおりにならなかった山内は、「めっちゃ運気が下がった気がする……」とカジノでの大勝負を心配し、濱家は「『考えてきたネタ、全部、ウケへんやん!』ってなって、もう出せなかった」と落胆の声をあげていた。

かまいたちがMCを務めるABEMAオリジナル新バラエティ番組「かまいたちの笑賭け」/(C)AbemaTV,Inc.