反面教師バラエティー「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(毎月第1~3金曜夜9:00-9:30 第4金曜テレビ朝日地上波放送終了後 ABEMA SPECIALチャンネル)の2月16日配信回では、老若男女に愛される唯一無二のピン芸人ハリウッドザコシショウが審査員長として登壇する、新たな賞レース企画「ネクスト“ハリウッドザコシショウ”になれる可能性があーる1グランプリ」の後半戦が公開され、エントリー総数123人、ファイナリスト7名のなかから王者が決定した。

【写真】“アナゴさん”のモノマネを披露するイチキップリン

審査は、ハリウッドザコシショウとお笑い研究部メンバーが「ええやんボタン」を押し、ボタンが押された回数での評価となり、前回の2月9日配信回は、承子クラーケンが“195ええやん”を獲得し、暫定1位となった。

■「ネクスト“ハリウッドザコシショウ”になれる可能性があーる1グランプリ」後半戦

後半戦となる2月16日配信回は、アイドル鳥越、イチキップリン、ゴスケ、最強せつこの4名がネタを披露した。なかでも、国民的アニメサザエさん」のキャラクター“アナゴさん”のモノマネで、一発ギャグなどを披露したイチキップリンに教室は大爆笑となり、ハリウッドザコシショウは「1個のキャラだけど、ショートコントとか、ギャグがあったからあきさせない構造で良かった」と評価し、研究部メンバーはイチキップリンがネタ中、頻繁に発していた「ブリャリ」「ブリィ」というワードに注目し「アナゴさんって『ブリャ』って言うんですか?」「どこのアナゴさん?」などの疑問とともに笑いが連発した。

さらに“アナゴさん”ネタの成り立ちを聞かれたイチキップリンは、「300回くらいやって、いつの間にかこうなってました」と回答すると、「俺もそう」とハリウッドザコシショウは、「“誇張モノマネ”をやってやって、ブラッシュアップして変なものが生まれる感じ。だからけっこうイズムがある」と期待を寄せた。

そのイチキップリンに、暫定1位の承子クラーケンが「負けませんよ!」と勝負を持ちかけるが、イチキップリンの返しに一同はまたもや爆笑し、終始、笑いをとり続けた結果、“613ええやん”を獲得したイチキップリンは、一躍トップに躍り出た。

■「ムカつくよね」

また、独特な世界観のネタを披露したゴスケに、ハリウッドザコシショウからきびしい指摘が飛ぶ。困惑する研究部メンバーを前に、ゴスケは、わかりやすいネタを毎年作ってはいるものの、2023年の「R-1グランプリ」では1回戦落ちしてしまったと明かし、「なんで誰も認めてくれないんだろう」と心情を吐露したゴスケだが、先輩芸人からのアドバイスを受け入れず、口ごたえばかりするゴスケを、ハリウッドザコシショウは「努力が足りない」とバッサリ斬る。「見られている意識がない。お客さんを楽しませないとっていう意識ないでしょ」「ライブでお客さんがポカーンとして帰ったら、“客が悪い”って思うでしょ?」と指摘するが、ゴスケは「それは思わないです」などと反論する。

すると、たまらずオードリー若林正恭が「審査員長と言い争う賞レースないから」とツッコミを入れ、ハリウッドザコシショウも「ムカつくよね」となげくなど、前代未聞の賞レースとなる。

個性爆発のピン芸人がそろった「ネクスト“ハリウッドザコシショウ”になれる可能性があ〜る1グランプリ」、初代王者の座を手にしたのは誰か、賞レースは混戦の一途をたどる。

ハリウッドザコシショウ登壇した「しくじり先生 俺みたいになるな!!」/(C)AbemaTV,Inc.