Crossfaithが、新体制初となる新曲「ZERO」のミュージックビデオを公開した。「ZERO」は、2022年9月にバンドとして初めての休止期間を経験した彼らが、文字通り“ゼロ”に立ち返って生み出した全編英語詞の新曲。今作よりWarner Music Japanタッグを組んでのリリースとなる。

 Crossfaithは再始動後初となる全国Zeppツアー【Crossfaith Japan Tour 2024 – Departure -】ファイナルを、Zepp Hanedaにて2月18日に開催。約2時間の公演にて全22曲を披露した。「Departure」に続いて、2月15日にリリースされたばかりの新曲「ZERO」で火蓋を切り、間髪入れずに「Freedom」「Rx Overdrive」で畳みかけてゆく。「Countdown To Hell」ではSABLE HILLSのTakuyaが登場し、Zepp Hanedaに大いなる熱狂の渦を作り出していく。

 「今日はワンマンということで、体力の温存とか1mmも要らないんで全身全霊でかかってきてください、宜しくお願い致します」と、満員のオーディエンスを大いに煽り倒すKoie(Vocal)。サポートギタリストから正式メンバーとなったDaiki(Guitar)の紹介を挟んで、「Gimme Danger」ではもはやお馴染みのラッパーralphが登場し、ハイブリッドなステージングを披露。

 そして中盤、KoieはMCにて脱退した元メンバーHiroの話題に触れた。「もしかしたら今は受け入れられない人もいるかもしれないけれど、それは正直な気持ちだと思う。(中略)これはひょっとしたら我儘かもしれないけど、よければ、俺たちCrossfaith、Hiro、そして新しく加入したDaiki、俺たちみんなの未来を応援よろしくお願いします。(中略)俺たちは、ここからの第二のCrossfaith、始めていきます。止まるってことを拒否して、ここから前に進むほうを選びました。その責任や、想いってのを胸に、そして背中に背負ってガンガン前に進んでいくんで、これから先もよろしくお願いします」そして、「Monolith」「Catastrophe」などのキラーチューンを惜しげもなく繰り広げ、満員のZepp Hanadaのボルテージを最高潮にまで高めていった。

 アンコールでは、同日、別会場で開催されていたフェスにも出演していたcoldrainMasatoを呼び寄せ、リンキン・パークの名曲「Faint」を披露。突然の盟友の飛び入り参加に、会場のテンションも最高潮に達した。

 その後、KoieはMCにて、2025年2月1~2日に幕張メッセにてCrossfaith史上最大規模のワンマン、そしてCrossfaith主催のフェスを開催することを発表。「絶対に成功させなければならない、バンド史上最大のミッションになります。(2025年2月1~2日まで)残り357日、全員でカウントダウンしていこうぜ」という宣言の後、アンコールラストには「Leviathan」をプレイし、熱狂のツアーファイナルを締めくくった。

 CrossfaithはPaleduskをサポートアクトに迎え、オーストラリアのヘッドラインツアーを2月22日より実施することが決定している。


◎公演情報
Crossfaith Japan Tour 2024 - Departure -】
2024年2月18日(日)東京・Zepp Haneda

セットリスト
1. Departure
2. ZERO
3. Freedom
4. Rx Overdrive
5. Countdown To Hell feat. Takuya (from SABLE HILLS)
6. Kill 'Em All
7. Snake Code
8. Madness
9. Jagerbomb
10. Gimme Danger feat. ralph
11. Scarlett
12. Monolith
13. IF YOU WANT TO WAKE UP?
14. MIRROR
15. BLUE
16. Deus Ex Machina
17. Catastrophe
18. Xeno

Encore
19. DJ & Drum Solo
20. Omen
21. Faint feat. Masato (from coldrain)
22. Leviathan

◎映像情報
YouTube 『Crossfaith –‘ZERO'』
https://youtu.be/tV3eTJRQSjo

Crossfaith、新体制初の新曲「ZERO」MV公開 2025年2月に“主催フェス+キャリア最大規模ワンマン”の開催を宣言