シャープは、クラウドHEMS(※2)サービス「COCORO ENERGY」において、太陽光発電システムの電気を家電や住設機器の運転に有効活用し、電気代を抑制する「Life Eee コネクト」(ソーラー家電連携)サービス(※3)の対応機器を、当社製冷蔵庫にも拡大します。昨年11月に開始したエアコン(※4)、今年1月に開始した給湯器(※5)に続く連携で、今月より発売予定の当社製冷蔵庫<MF/MWシリーズ>から本サービスが利用できます(※6)。

近年、電気料金の高騰や売電単価の下落により、太陽光発電システムで発電した電気を家庭内で効率的に活用し、電気代を抑制しようとする動きが広がっています。当社はこれまで、蓄電池などを制御して電気を賢く貯めるサービスに加え、昨年11月より、太陽光発電システムとエアコンや給湯器が連携し、消費電力の多い運転を発電が余る時間帯にシフトさせることで、発電した電気を効率的に活用し電力購入を抑制するサービスを順次開始しています。

今回、業界で初めて、太陽光発電システムと冷蔵庫が連携。定期的に運転が必要で、作動時に消費電力の多い除霜運転を発電が余る日中の時間帯にシフトし、発電した電気を効率的に活用することにより、冷却性能を維持しながら冷蔵庫の電気代も削減します(※7)。

なお、「Life Eee コネクト」システムに対応する家電・住設機器は、今後も順次拡大を予定しています。当社は、独自AIを活用しさまざまな家電・住設機器の運転を最適化することで、お客様に寄り添い、家中の機器で発電した電気を賢く使う「Zero Energy Home(ゼロエナジーホーム)」の実現を目指します。

■ 主な特長

1.業界初、太陽光発電と冷蔵庫が連携し、発電した電気を効率的に活用した冷蔵庫の省エネ運転を実現

2.太陽光発電の電気を除霜運転に有効活用することで、冷却性能を維持しながら冷蔵庫の電気代を削減

※1 家電を制御するHEMSサービスにおいて。当社調べ(2024年2月20日現在)。

※2 Home Energy Management Systemの略。住宅で使用するエネルギーを管理・制御するシステムです。当社のシステムでは、発電量や売買電量の見える化、AIによるエネルギー機器の自動制御、機器の運転状態の見守り、家電・住設機器の遠隔操作や一括操作などの機能がご利用いただけます。

※3 ご利用には、当社会員サイト「COCORO MEMBERS(https://cocoromembers.jp.sharp/)」への登録、およびクラウド連携エネルギーコントローラ<JH-RV11/JH-RVB1>が必要です。また、スマートライフアプリ「COCORO HOME」のインストール、およびHEMSとの連携が必要です。

※4 エアコンとの連携の詳細はこちらのニュースリリースをご参照ください(https://corporate.jp.sharp/news/231024-a.html)。

※5 給湯器との連携の詳細はこちらのニュースリリースをご参照ください(https://corporate.jp.sharp/news/240123-a.html)。各社対象モデルはすでに設置している機器を含むIoT対応モデルとなります。対応機種の詳細は、当社製品サイト(https://jp.sharp/sunvista/mieruka/products/matching.html)に順次掲載します。

※6 今月より発売予定の当社製無線LAN内蔵冷蔵庫が対象。対象機種の詳細は、当社製品サイト(https://jp.sharp/reizo/)に順次掲載します。

※7 当社独自条件により、通常運転時と本制御適用時の発電が不足する時間帯の消費電力量(電力購入量)を比較。ただし、発電が余る時間帯では冷蔵庫の除霜運転を実施するため冷蔵庫の消費電力量が増加し、その分の売電量は減少します。

※ ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。

ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

【ニュースリリース全文】

https://corporate.jp.sharp/news/240220-a.html

配信元企業:シャープ株式会社

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