一般道路で43.7%。

JAFは自発的な着用を訴える

一般社団法人日本自動車連盟(JAF)は2024年2月16日、「シートベルト着用状況全国調査」の結果を受け、未だに後席シートベルト着用率が43.7%と状態であると発表しました。

この調査は、JAFと警察庁が合同で2023年10月10日から11月10日までの期間に全国885か所で行いました。

調査結果によると、後部座席でのシートベルト着用率は、一般道路で43.7%(前年比0.8ポイント増)、高速道路で78.7%(前年比0.7ポイント増)となり、一般道路・高速道路等の両後席において、2002年の合同調査開始以来、過去最高となったそうです。

後部座席でのシートベルト着用は2008年に義務化されていますが、依然として一般道での着用率が低い状態で推移しているということで、JAFは乗員の安全を確保するために、自発的なシートベルト着用を呼びかけています。

なお、運転席の着用率は一般道路で99.2%(前年比0.1ポイント増)、高速道路等で99.6%(前年同値)で、助手席においてもそれぞれ95%を超える結果となりました。

後部座席でシートベルトを着用しているイメージ(画像:写真AC)。