「Be Next KOBE」共同事業体(株式会社神戸デザインセンター、合同会社アトエプロダクション)は3月8日(金)、 アンカー神戸(神戸市中央区)にて、神戸発のイノベーション創出プログラム「Be Next KOBE」の成果発表会「神戸から世界への挑戦状」を開催いたします。

 当日は同プロジェクトの支援対象である神戸の企業5社( 「コールドストレージ・ジャパン株式会社」「verbal and dialogue株式会社」「株式会社リーフクリエーション」「株式会社神戸酒心館」「iPresence株式会社」 )によるこれまでの取り組みにおける成果発表会を行うほか、今回は特別企画として支援対象企業5社と神戸の未来を熱く語り合う「パネルディスカッション~神戸の未来共創に向けて~」も実施します。なお、当日は一般参加も可能なほか、オンラインでも配信いたしますのでぜひご参加下さい。参加のお申し込みはこちらのリンクから受付中(https://be-next-kobe.jp/20240308_form/


成果発表会 5大トピック!

【1】買い物難民など複合的な社会課題を解決!世界の物流を大きく変える “次世代のコールドストレージ”(コールドストレージ・ジャパン株式会社)

 

【2】70時間~90時間の作業がたったの1秒!?工事写真業務改革を掲げる革新的神アプリ「Cheez」Verbal and Dialogue株式会社)

【3】不動産から新たな挑戦と創造!これからの神戸を担う子どもたちへのプラットフォームづくり(株式会社 リーフクリエーション)

【4】地球環境に配慮した最先端の酒造り。SX(サスティナブルトランスフォーメーション)への挑戦!(株式会社神戸酒心館)

【5】テレポーテーションしてその場に行ける!?つながるの進化を通じて垣根を無くす新時代のロボティクス!(iPresence株式会社)

「Be Next KOBE」とは!?


 「Be Next KOBE」とは、神戸の次世代経営者のアイデア・技術に寄り添い、産官学民連携の共創促進により、神戸発のソーシャルイノベーションを継続的に生み出し続ける「次世代の神戸を共に創るプロジェクト」です。同プロジェクトを通して、経営者の「挑戦」と「創造」の循環促進社会の実現を目指します。「神戸市内企業」単独では生み出せない価値を、都市型創造産業に従事する「サポート人材」との共創によって実現するプログラムを実施します。

「Be Next KOBE」令和5年度支援対象企業5社 事業アイデア

事業アイデア【1】
“世界中にコールドチェーンを行き渡らせることで買い物難民などの社会課題を解決”

コールドストレージ・ジャパン株式会社https://cold-storage.jp/

 次世代コールドチェーン構築のストレージ、コンテナおよび資材販売や貿易・物流効率化に関わるコンサルティング事業を展開。


課題背景

 日本全国、また世界においてもまだまだコールドチェーン(所定の温度を保ったまま生産地から消費地までの流通)が行き届いていない。物流人材不足も叫ばれる中、人々のQOL向上にあたって持続的な物流システムの構築が課題である。


コールドストレージ・ジャパン株式会社 代表取締役 後藤大悟

課題解決のためのアイデアの糸口

 自社独自の小型コールドストレージを活用した次世代のコールドチェーン構築によって社会問題を解決。

事業アイデア【2】

“70時間~90時間かかる工事写真台帳作成業務を1秒でする最先端アプリ”

verbal and dialogue株式会社https://vnd.co.jp/

 プラント業界の生産性向上に貢献するためプラント業界等における工事台帳のデジタル化・AI活用を通じてプラント業界の圧倒的な生産性向上を目指す。


課題背景

 工事現場の写真台帳作成業務は工数も多く、膨大な時間(平均:70時間~90時間)を要すると共に、とても多くの人手を使う。この業務を改善することで、時間・労力・コストを削減できると考える。


verbal and dialogue株式会社 代表取締役 森川善基

課題解決のためのアイデアの糸口

 写真を撮影するだけでAIが自動で工事写真台帳を作成してくれるアプリ「Cheez」を開発。

事業アイデア【3】

“「不動産」に新たな価値を作り、神戸を持続可能な豊かな明るい街にする”

株式会社リーフクリエーション(https://www.reafcreation.com/

 「COCOROに届くデザインを」をテーマに掲げ、不動産・建築・金融・デザインの視点から社会問題解決に取り組んでいる。


課題背景

 これまでは人口増加に伴い街が賑わい、不動産の価値(価格)も上昇していたが、これからは人口が減少し、それに伴い不動産の価値も下がり、街も廃れていくことが予想されている。


株式会社リーフクリエーション 代表取締役 森下政人

課題解決のためのアイデアの糸口

 「不動産」の新たな価値(モノサシ)を作る。社会的価値(金銭以外のもの)を起点に街が盛り上がることで、結果的に経済的価値(金銭)が向上、共創環境を構築し、持続可能なモデルを生み出す。

事業アイデア【4】

“美味い酒は環境から。消費者の行動を変える! SX(サスティナブルトランスフォーメーション)への挑戦! ”

株式会社神戸酒心館(https://www.shushinkan.co.jp/

 地産地消をベースとした地域振興を目指して4つの蔵からなる複合施設を運営。自然環境を守るため持続可能な酒造りを実践している。


課題背景

 酒造りには社会環境と自然環境がとても大事であるが、現在、どちらの環境も危機に瀕している。こられを変えるためには、消費者に現状を知ってもらうことが重要である。しかし、今の世の中には現状を知ってもらう術としての環境負荷軽減を示した製品がまだまだ少ない。


株式会社神戸酒心館 代表取締役 安福武之助

課題解決のためのアイデアの糸口

 「日本酒」や「BE KOBE」農産物などにカーボンフットプリント表示をすることで、消費者の行動変容を促す。それにより、製品単位での環境配慮の主張ができる。

事業アイデア【5】

“つながるの進化を通じて垣根を無くす新時代のロボティクス! ”

iPresence株式会社(https://ipresence.jp/

 ロボット技術を掛け合わせて各業界や社会課題解決型の新たなソリューションを提案している。


課題背景

 現代社会のコミュニケーションの課題として、「物理的距離」「時間の制約」「リアルタイムの交流の限界」がある。これらの制限を取り払う(新たな遠隔コミュニケーション技術があれば)ことができれば、ビジネス・教育・医療などの分野も大きく変わると考えられる。


iPresence株式会社 代表取締役 クリストファークリスフランシス

課題解決のためのアイデアの糸口

 「バーチャルの世界」と「リアルの現場」をテクノロジーで垣根を無くすプラットフォームを構築する。

「Be Next KOBE」代表者コメント


株式会社神戸デザインセンター 代表取締役 舟橋健雄

 神戸は奈良時代に築かれた大輪田泊に始まり、中世以降は交易の拠点として発展し、幕末には開港場となり、今日に至る「みなとまち」です。そのような歴史的背景のある地方都市として、日本の中でもいち早く新しい価値観に触れ、解釈し、国内外に発信してきました。今回の「Be Next KOBE」も、新しい価値観を創り出し、国内外にビジネスとして広げていこうとされている企業の方々のアイデアに触れていただくことができる機会となります。ぜひ皆様にもこの試みにご参画いただき、価値共創いただくきっかけとなれば幸いです。


合同会社アトエプロダクション 代表社員 波々伯部誠一郎

 神戸から未来を変える熱い仲間が集まりました。神戸は来年で震災から30年という節目を迎えますが、この30年間で神戸は様々な文化や産業を守るとともに生み出してきました。神戸の新進気鋭の経営者の想いに触れてください。また、各社の事業アイデアは、当イベントを皮切りに更に経済的価値向上を付加していきます。そのためには全国の皆様の認知・関心と価値共創の仕組みが必要と考えています。我々はこの5社と密着型共創を行った約20名の地域から逃げないメンバーを起点として「挑戦と創造の循環促進社会」の実現を政令市である神戸から目指します。是非、各社の事業アイデアだけでなく、今後の政令市の産業振興モデル構築に向けた可能性を皆さまにも感じていただきたいと思います。

成果発表会「神戸から世界への挑戦状」 開催概要

【開催日】3月8日(金)

【時間】15:00~18:00(受付開始14:30)

【場所】アンカー神戸(神戸市中央区加納町4丁目2-1 神戸三宮阪急ビル15階)

【参加費】無料

【内容】

 1. 「Be Next KOBEプログラム」の紹介

 2. 支援事業5社による事業プレゼンテーション・質疑応答

 3. 特別企画「パネルディスカッション~神戸の未来共創に向けて~」

 4. 更なる共創にむけて(参加の皆様へのお願い)

 5. 交流会

【プログラム後の懇親会】成果発表終了後、当日会場にお集まりいただいた方々を対象に、会場周辺の店舗にて懇親会を開催します。参加をご希望の方は、申し込みフォームにてその旨もご記入の上、お申し込みください。

【対象となる方々】神戸発での世の中を変革するアイデアをお持ちの神戸の経営者/兵庫県下の産業振興関連の自治体職員/社会解決型 スタートアップの方/事業会社の新規事業担当者/神戸を愛してやまない全国の皆様/VCや金融機関等の地域発イノベーション創出にご興味のある支援機関

【申し込み方法】

https://be-next-kobe.jp/20240308_form/

【オンライン参加】

当日は以下のYouTubeチャンネルよりライブ配信を行います。

https://youtube.com/@be-next-kobe

オフィシャル画像:https://x.gd/AKolj

配信元企業:株式会社神戸デザインセンター

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