スマホに夢中になりがちなのは、人間のみならず、霊長類にも同様の傾向があるようだ。だがこのサルにはスマホよりも大切なものがあった。
隣に座っていた子犬が眠くなってしまったのか、サルの腕に頭をくっつけて、そのまま横たわった。
するとサルは、スマホの画面から目を離し、子犬の体をなで、親愛の情を示すノミ取りを始めた。サルはスマホよりも子犬をいたわることを優先したのだ。
日本ではお互いの仲が非常に悪いことを「犬猿の仲」と言われてきたが、実際のサルと犬は、深い友情で結ばれている場合もあるようだ。
TikTokで話題となっていたのは、アジア圏のどこかで撮影された映像だ。洋服を来た猿が、スマホの動画を熱心に見ている。
その横には子犬がいて、一緒にスマホを見ているようだが、飽きてしまったのか、子犬は猿の腕に頭をくっつけながら、体を横たえた。
するとサルは一瞬スマホから目を離し、子犬の方を見る。また画面に目を戻すものの、子犬の感触が肌を伝わってくる。
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一瞬遠くを見た後、猿はスマホから目を離し、子犬をいたわることに専念したようだ。
サルはスマホを後ろ脚に持ち替え、両手を使って子犬のノミ取りを始めた。
サルが仲間の体をさわり、ノミを取る行為はグルーミングの一種で、親愛の情を示すときに行うものだ。
実際にノミがいなくても、ノミを取っているかのような行動を行う。これは、お互いに信頼関係を築き、絆を強化するたの役割を果たすという。
サルにとって子犬は、スマホよりも大切なものだったことに気が付いたのだろう。なんか人間の仲良し兄弟や親子を見ているようで親近感がわくね。
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written by parumo
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