リバプールが新たなスポーツディレクター(SD)としてニースのフローラン・ギソルフィ氏に関心を示しているようだ。イギリス『The Atletic』が報じている。

ユルゲン・クロップ監督の今シーズン限りでの退任によって今夏大幅な刷新が見込まれるリバプール。ただ、ヨルグ・シュマートケ氏の退任によって、その監督人事や来季に向けた補強を主導するSDが不在の状況だ。

そういったなか、新SD招へいへ動くクラブは、ニースで優れた手腕を発揮しているギソルフィ氏に関心を示しているようだ。

現役時代にバスティア、スタッド・ランスプレーしたギソルフィ氏は、2016年に古巣スタッド・ランスアシスタントマネージャーに就任。その後、ロリアンのアシスタントマネージャーを経て2019年にRCランスのスポーツコーディネーターに就任。リクルート部門での仕事をスタートし、2022年10月からニースでSD職を務めている。

ニースでは的確な選手補強に加え、今季から招へいしフランチェスコ・ファリオーリ監督の招へいが完璧に嵌り、リーグ・アン3位躍進の立役者となっている。

『フェンウェイ・スポーツ・グループ』はそのギソルフィ氏の手腕を高く評価しており、新SD候補の一人としてリストアップしているようだ。
ただ、先日にマンチェスター・ユナイテッドの株式25%を取得したサー・ジム・ラトクリフ氏が率いる『INEOS』が保有するニースは、敏腕SDに全幅の信頼を寄せており、引き抜きは容易ではないようだ。

その他では近年の黄金期を牽引したマイケル・エドワーズ氏の復帰、前ミランリッキーマッサーラ氏が有力な候補として挙がっているようだ。

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