「注意一秒、怪我一生」という言葉もあるように、ほんの一瞬の油断が思わぬ事故に繋がるケースは少なくない。現在X(旧・Twitter)上では、オフィス内に潜んだ「恐ろしすぎる事故」をめぐり、驚きの声が上がっているのをご存知だろうか。

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■状況を考えただけで恐ろしい…

今回注目したいのは、神奈川県在住のsimizarさんが投稿した1件のポスト。現在X上では「事務ミス選手権」のハッシュタグを用い、様々な失敗談を明かすポストが流行している。

ネクタイ

simizarさんも同ハッシュタグを使用し、「事務ミス選手権では無いけど、ぼーっとしながらシュレッダーかけてたらネクタイがシュレッダーに吸い込まれた」『首が締まって『ヴッ』と声にならない声をあげたら、滅多に焦らない課長が気づいて飛んできてハサミで切ってくれた。フロアで大騒ぎになった」と、衝撃的なエピソードを明かしていたのだ。

 

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■「怖すぎる」とネット民が震撼

投稿にはズタズタに裁断されたネクタイの生々しい写真が添えられ、多くの人々に衝撃を与えることに。よく見ると、ポスト本文にあるようにハサミでの「切断面」も確認できる。

Xユーザーからは「課長さんがファインプレーだけど、怖すぎる」「危うく、冗談では済まないところでしたね…」「無事で本当に良かった」など、驚きの声が多数寄せられていた。

中には「全く同じ状況になったことがある」「これ、同僚がやらかしてた」といった声も散見され、今回のケースが「決して人ごとでない」と、改めて感じさせられた思いである。

 

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■発見が数秒遅れていたら…

事故当時の状況について、ポスト投稿主・simizarさんは「最初はネクタイが巻き込まれているということが分からず、首が引っ張られる感覚に気づいて、ようやく何が起きているかが分かりました。 停止ボタンを押そうとしましたが、ネクタイに引っ張られてボタンが視界から見えず、焦った記憶があります」と説明する。

simizarさんを救った課長は、ポスト本文にもある「呻き声」と、停止ボタンを押そうとシュレッダーの操作パネル付近を「連打する音」で異変に気付いたそうだ。

幸い怪我などは無かったが、simizarさんは「あと数秒気づいて頂くのが遅れていたら締め付けが強くなり、ネクタイを切断するのにもっと時間がかかったかもしれません」とも振り返っており、考えただけで恐ろしくなってしまう…。

なお、simizarさんは今回の一件を「作業中よそ見をしていた私に100%落ち度があること」「シュレッダーを批判・否定する意思はなく、説明書を読んで正しく使っていれば問題ないこと」の2点から反省しており、以降はシュレッダー作業時に細心の注意を払うようになったのだ。

今回の取材に際しては「余談ですがその後転職し、ほぼペーパーレスの環境になったため、シュレッダーを触る機会はなくなりました」とのコメントも得られている。

ペーパーレス化が進む昨今では、同様に「シュレッダーを使用しなくなった」という人や、「そもそも使用した経験がない」という人も珍しくないはず。そうした背景が事故に繋がるケースは決して珍しくないため、シュレッダーを使用する際は細心の注意を払おう。

 

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力と機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

職場デスクに置かれたズタズタのネクタイ、よく見ると… 驚きの正体が「怖すぎる」と波紋