株式会社クウゼン(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:太田 匠吾、 以下、当社)は、社内データ、組織内ドキュメントなどを活用した生成AIアシスタント「KUZEN powered by GPT-4」を提供開始することをお知らせします。これによって、法人企業様のデータを用いて、従来大きな課題であったチャットボットにおけるQ&Aデータのメンテナンス工数を圧倒的に削減し、より高度な回答生成が可能になります。

  • 【KUZEN powered by GPT-4提供の背景】

当社は2017年にノーコードでスピーディに自然言語処理を活用したチャットボットを作成可能なサービス「KUZENサポート」をリリースし、様々な法人企業様の社内問い合わせやカスタマーサポートにおける業務効率化に貢献して参りました。


従来、チャットボットによる問い合わせの自動化においては、Q&Aデータの事前準備や定期的なQ&Aデータのメンテナンス作業の工数が大きな課題となっていました。過去の自然言語処理技術においては適切な回答内容の自動生成は難しく、チャットボットの回答内容は事前に対話システムへの登録が必須となっておりました。


この度、生成AIアシスタント「KUZEN powered by GPT-4」によって社内データ、組織内ドキュメントをLLM(大規模言語モデル)に学習させ、企業固有のデータを活用した回答自動作成が可能となります。

  • 【KUZEN powered by GPT-4の概要】

<特徴1>

企業固有のデータを元に生成AIアシスタントが自動で回答

「KUZEN powered by GPT-4」に企業独自のデータを登録することができます。ユーザーの質問に対して、登録された企業固有データから回答を自動生成し返答を行います。


<特徴2>

回答精度・品質向上のための「チューニング機能」が豊富

専門知識不要でチューニング作業を行うことができます。回答を生成する際の検索ロジック・回答テキスト生成量の調整・プロンプトの詳細設定などが可能です。また、2024年4月には、ユーザーとの対話履歴を分析し、回答内容を迅速に改善するための機能をリリースする予定です。


<特徴3>

従来型の自然言語処理を用いたFAQ機能との併用が可能

ChatGPTを利用する場合、従量課金が発生し質問回答数が増えるほどコスト増になることが懸念されます。また、ChatGPT固有の現象である「ハルシネーション」と呼ばれる誤回答を生成してしまう恐れがあります。「KUZEN powered by GPT-4」においては、出現頻度が高い質問や回答生成の難易度が高い質問については、あらかじめFAQ機能に事前設定することで固定の回答を返答させることが可能です。FAQ機能と生成AIの併用によって、ユーザーの質問内容に応じてコスト増の不安を解消しつつ適切に生成AIを活用することができます。


当社は、ChatGPTをはじめとした生成AI関連事業への取り組みをさらに拡大し、対話デザインプラットフォーム「クウゼン(KUZEN)」の機能拡張への取り組みを行って参ります。

  • 「クウゼン(KUZEN)」サービス概要

「クウゼン(KUZEN)」は企業のマーケティング効果の最大化や業務効率化、DX化を支援する対話デザインプラットフォームです。外部のCRMやMAツール、コミュニケーションツールとの柔軟な連携や充実した運用サポートが特徴で、これまで業種・規模を問わず450社以上の企業に導入されております。

URL:https://www.kuzen.io/support.html

サービス申込の問い合わせ先 :info@kuzen.io

  • 会社概要

株式会社クウゼン

設立: 2015年2月

代表取締役 CEO:太田 匠吾

所在地: 東京都千代田区神田三崎町3-8-5 千代田JEBL 6F

事業内容: 対話デザインプラットフォーム「クウゼン(KUZEN)」の開発・運用・販売

配信元企業:株式会社クウゼン

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