趣里が主演を務める連続テレビ小説ブギウギ』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第21週「あなたが笑えば、私も笑う」(第99回)が21日に放送され、喜劇王・タナケンこと棚橋(生瀬勝久)がスズ子(趣里)を励ます姿が描かれると、ネット上には「かっこいい〜」「優しさが沁みる…」などの反響が寄せられた。

【写真】明日の『ブギウギ』場面カット りつ子(菊地凛子)を迎えるスズ子(趣里)と愛子(小野美音)

 芸能記者・鮫島(みのすけ)の口車に乗せられたスズ子(趣里)は、りつ子(菊地凛子)と対談をすることになる。対談の当日、りつ子は「スズ子が終わった歌手だ」と言ったと認める。さらに、りつ子はブギの人気もすぐに終わると告げる。鮫島が心ない言葉でスズ子を煽ると、対談は紛糾。スズ子は激怒しその場を後にする。

 後日、スズ子とりつ子の対談が掲載された週刊誌が発売され、スズ子はショックを受ける。一方、タナケンとの映画の撮影は、クライマックスの2人の歌唱シーンで最終日を迎える。その直前、タナケンがスズ子の楽屋を訪ねてくる。

 タナケンは週刊誌の記事について心配しつつ、歌手と俳優業、そして子育てに追われるスズ子に対して「邪魔されようが誤解されようが芸で伝えるしかない。生き方で分かってもらうしかないんだよ。歌手も役者も」と語りかける。

 続けてタナケンは「それは母親も同じかもしれない」と話し「君の精いっぱいの姿、彼女には伝わってるかもしれないよ」とスズ子の娘・愛子(小野美音)を見つめる。タナケンが愛子に「お母さんのこと好き?」と優しく問いかけると愛子は笑顔で「うん!」と応じる。これにタナケンは「一番近くで君を見ていた彼女が君を認めてる」と励まし、その場を後にするのだった。

 そばでこのやりとりを見ていた山下(近藤芳正)が「かっこよろしなぁ…」と感激すると、ネット上にも「タナケーン!!カッコイイ」「タナケンかっこいい〜たまらんー」といった声や「マジでいいやつ」「シビれるなぁ〜」「タナケンさんの優しさが沁みる…」などのコメントが続出していた。

連続テレビ小説『ブギウギ』第99回より (C)NHK