千鳥の大悟とノブがMCを務めるレギュラー番組「チャンスの時間」(毎週日曜夜11:00~0:00 ABEMA SPECIALチャンネル)の2月18日放送回 #258では、井上咲楽をスタジオゲストに、キレたくてもキレられない人のため、最強の“ブチギレ軍団”がベストなキレ方をアドバイスする企画「行列のできるブチギレ相談所」第3弾を行った。大悟が相談所所長としてMCを務め、ひな壇にはノブと井上に加えて、相席スタートの山添寛、Aマッソの村上、マユリカが出演し、永野、COWCOWの多田健二、Aマッソの加納、そいつどいつの市川刺身ら“ブチギレ軍団”が、「M-1グランプリ2023」ファイナリストのシシガシラの脇田、ダンビラムーチョの大原優一らの“キレたくてもキレられなかった”エピソードについて、正しいキレ方を伝授した。

【写真】交際相手のオズワルド畠中とのエピソードを盛られたと相談する井上咲楽

■「行列のできるブチギレ相談所」

番組では、ゲストの井上が交際中のオズワルドの畠中悠に“キレられなかった”エピソードを打ち明けた。2年前に一度、破局した際、畠中から「ごめん、別れた時の話、ラジオでしちゃった」とLINEが届き、気になってラジオを聞いてみたところ、畠中の相方の伊藤俊介が「別れる直前、彼女とディープキスしたらしいな」と語るなど、事実ではないことが話されていた。「(当時は)私がつきあってた相手だということはみなさん知らないけど、バレた時に、“別れ際にディープキスする人だったんだ”って思われるのが嫌」と芸人の盛り過ぎるエピソードに困惑してしまったとふり返った。

この件について、多田、加納、市川刺身が「キレない」、永野だけが「キレる」とジャッジし、そのなかで、多田は「咲楽ちゃんとは警視庁の交通安全大使を一緒にやらせてもらった」と切り出し、当時、井上が畠中と交際している事実を知らなかったため、「僕がいちばん驚きました」とふり返ったが、続けて「そのわりには咲楽ちゃん、あいさつ、クールやったね」と突如、きびしい先輩芸人としての顔つきになる。「そんなことないです!」と大あわての井上にも追撃を緩めず、多田は「みんな、あなたの彼氏の先輩やから」とお説教モードを発動。動揺する井上に、大悟は「まだああいう方もいます、芸能界には」と多田を指し、笑いを誘っていた。

■大立ち回りを見せた永野

また、2023年の「M-1グランプリ」で決勝進出を果たしたダンビラムーチョの大原は、過去に劇場の管理人からいきなり「お前、ムカつくな」「お前、ちょっとなぐるわ」と言われ、目の前で“パンチ寸止め”を10分間されたという理不尽な体験ついての議論では、大原の口調などから「大原くんの人間性がにじみ出ている」「鼻につくところがふだんから出ているのでは?」と指摘した多田だったが、そこで「『M-1』見ました?」と質問が飛ぶと、急に口ごもり「『M-1』、ちょっと見てない……」との告白に、「そんな芸人いるんですか?」と一同驚くなか、さらに多田は「何年か前から、人の活躍が見られなくなりまして………」と理由を明かし、スタジオは爆笑となった。

衝撃の事実」「もう心配やわ」とこぼす後輩の千鳥に、多田は「本当に誰にも言うてない」と苦笑すると、「人の活躍、見るのが苦しいんですよ」と表情をゆがめ、再びスタジオの笑いを誘っていた。

加えて、街中で突然、よっぱらいに“ハゲいじり”をされたというシシガシラの脇田の体験談に、加納と多田が“芸人としての返し”で笑いを取るべきだとアドバイスした一方、永野の矛先はあらぬ方向へと向けられる。「一般人からXを取りあげろ!」や、劇場に立つ芸人を“蛾”に例えた皮肉混じりの発言など、大立ち回りを見せた永野に、千鳥は爆笑していた。

千鳥のレギュラー番組「チャンスの時間」/(C)AbemaTV,Inc.