2024年02月21日 明日にかけ激しい雨や大雪に注意を!

(解説:#気象予報士 #穂川果音)


こちらはきょう午前9時時点での天気図です。西日本から東日本では前線の影響で雨となっております。特に前線のかかっている西日本を中心に、雨の降り方が強まっているんです。

こちらは正午時点での雨雲の様子です。九州や四国地方では雨の降り方が強まっており、また雷を伴っているような状況です。明日にかけては、西日本から東日本で雨の降り方、そして雷雨や突風に注意が必要です。

まずは雨雲の予想から見ていきましょう。夕方にかけても西日本から東日本広い範囲で雨となり、特に太平洋側の地域を中心に雨の降り方が強まるでしょう。夜になると、東海や関東南部の沿岸部を中心に本降りの雨となりそうです。そして、あすにかけても雨が降ったり、止んだりの天気が続く見込みです。というわけで、特に太平洋側の地域では局地的にざっと強く降る雨、また、落雷や突風に注意をしてください。

そして、北陸や東北地方では雪の降り方にも注意が必要です。今回、上空の寒気そこまで強くないので、湿った雪が降りそうです。雪の予想も見ていきます。北陸や東北地方は雪となりそうで、特に今回は東北の太平洋側南部で雪の降り方が強まりそうです。今夜くらいから雪の降り方は強まり、あすにかけて雪が積もりそうです。予想されている雪の量ですが、東北の太平洋側山沿いを中心に40センチと予想されています。今回、雪は積もりそうですので、車の運転注意が必要ですし、湿った雪ということで、着雪による停電などにも注意をしてください。

では、改めてあすの全国の天気、予想天気図から見ていきます。
あすにかけても西日本から東日本では前線の影響で曇りや雨の天気が続きます。マークで見ていきましょう。九州から関東甲信地方、あすも雨が降ったり、止んだりの天気となります。北陸や東北地方もあすのお昼ごろにかけては雪となりそうです。気温は今日よりも低くなり、冬の寒さとなる所が多くなります。北海道の札幌では、最高気温が-3度と予想されています。体調を崩さないように暖かくしてお過ごし下さい。

続いて、この先の全国の天気です。この先は南岸低気圧の影響で、太平洋側の地域でも曇りや雨の天気の日が続きそうです。特に今週末は三連休の方が多いと思うんですが、金曜日・日曜日と関東甲信地方は朝や夜など寒い時間は雪の可能性が出てきています。特に山沿いの地域で雪の可能性が高いです。車で移動を考えている方は、最新の気象情報を必ず確認するようにしてください。そして日曜日はまた別の南岸低気圧の影響で西日本から東日本は雨となりそうで、特に太平洋側の地域では雨風が強まる可能性が出てきています。こちらも必ず最新の気象情報を確認した方が良さそうです。

この三連休、出掛けるのは土曜日の方がおすすめとなります。この先もこの時期らしい寒さが続きます。温かくしてお過ごしください。

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2024年02月21日 明日にかけ激しい雨や大雪に注意を!