マルセイユは20日、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の解任を発表した。なお後任には、ジャン・ルイガセット氏が就任することを併せて伝えている。

 ウルトラス(応援団体)の脅迫騒動により、リーグ・アン開幕から僅か5試合(2勝3分)の指揮でマルセイユを去ったマルセリーノ・ガルシア・トラル前監督(現ビジャレアル)の後任として、昨年9月に招聘されたガットゥーゾ監督。しかし、ピークは昨年12月の公式戦4連勝で、2024年に入ってからは公式戦8試合で1勝4分3敗。また、この唯一の白星はクープ・ドゥ・フランスで対戦した下位カテゴリーに所属するクラブから挙げたもの。リーグ・アンに限れば、第17節から6試合未勝利が続いており、9位に順位を下げていた。

 そして20日、マルセイユ指揮官更迭を発表。ガットゥーゾ監督にとっては、昨年1月までのバレンシア時代に続き、またしても途中解任になってしまった。

 なお後任には、ジャン・ルイガセット氏が就任するとのことだ。現在70歳の同氏は、2007年から2016年までローラン・ブラン氏の“右腕”としてフランス代表やパリ・サンジェルマンアシスタントコーチを歴任。その後はサンテティエンヌとボルドー、そしてコートジボワール代表の監督を務めていた。

マルセイユは20日、ガットゥーゾ監督の解任を発表 [写真]=Getty Images