77歳にして、現役アクションスターのシルヴェスター・スタローン。『エクスペンダブルズ』第一弾の撮影で頸部を骨折し、7度も大手術を受けていたことを明かした。
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The Sunによると、この度スタローン一家が出演するリアリティ番組『The Family Stallone（原題）』の新シーズンが公開され、スタローン本人が明かしたそうだ。
事が起きたのは、2010年に公開された『エクスペンダブルズ』シリーズの第一弾の撮影中、プロレスラーから俳優に転身したスティーブ・オースチンとの戦闘シーンを撮っていた時だったそう。
「バカなことをした。監督を務めた『エクスペンダブルズ』で、あほみたいに10テイクくらい撮影をしたんだ。叩きつけられて、本当にズドンと感じたのを覚えている」と説明。「スティーブにも分かった。『エクスペンダブルズ』の第一弾以来、回復していない。あの映画以降、肉体的には決して同じじゃない。自分でスタントはするなと、皆に警告しているよ」と語ったという。
妻のジェニファー・フレイヴィンはこう続ける。「スライ（スタローンの愛称）は痛みを隠そうとする。何も起きていないフリをするの。彼は、背中の手術を何度も受けたことを皆に知られたくなかったのよ」「私たち家族にとって、スライの手術は毎回恐ろしい。だって、どうなるか分からないから…」。
三女のスカーレットも、「父がまた手術を受ける姿を見るのは辛い。子どものころからずっと、父は痛みを抱えていた」と口にしたそうだ。
スタローンは『エクスペンダブルズ』で監督と主演を務め、デヴィッド・キャラハムと共に共同脚本を手掛けた。ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、ランディ・クートゥア、テリー・クルーズら豪華キャストが出演し、大ヒットを記録。続編となる『エクスペンダブルズ2』（2012）、『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』（2014）が製作され、昨年は9年ぶりに第4弾となる『エクスペンダブルズ ニューブラッド』が公開された。
この時のケガでスタローンは、背中に金属を埋め込む手術を受けたほか、脊椎固定術と脱臼の治療も余儀なくされたそうだ。
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