今週末の公開作品で、映画ファンから熱い視線が向けられているのはどんな映画?2024年2月23日(金・祝)~25日(日)に公開される新作から、MOVIE WALKER会員の「みたい」数(みたい映画としてユーザーが登録している数)を集計。278万人(※2024年2月現在)のMOVIE WALKER会員が「みたい!」と期待を寄せる5作品を、関連ニュースムビチケ情報と合わせてご紹介します。今週のトップは『マッチング』。

【写真を見る】『マッチング』バレンタインデー特別試写会に登壇した土屋太鳳、佐久間大介、金子ノブアキの笑顔

■1位は土屋太鳳、Snow Manの佐久間大介共演でマッチングアプリの裏に仕掛けられた恐怖を描く『マッチング』

ミッドナイトスワン』(20)の内田英治が原作、脚本、監督を務め、土屋太鳳、Snow Manの佐久間大介、金子ノブアキが共演したサスペンススリラー『マッチング』がダントツ1位をマーク。本作では、身近なマッチングアプリから始まる予測不能の恐怖を完全オリジナルストーリーで描く。

ウェディングプランナーとして働く輪花(土屋)は、マッチングアプリに登録し、マッチングした相手とのデートに出かけるが、そこに現れたのはプロフィールとは別人のように暗い男、吐夢(佐久間)だった。その後、吐夢は輪花のストーカーと化し、恐怖を感じた輪花は取引先であるマッチングアプリ運営会社のプログラマー、影山(金子)に助けを求める。同じころ、アプリ婚をした夫婦が惨殺される事件が続発していく。

MOVIE WALKER PRESSでは、土屋、佐久間、金子の3人がバレンタインデーの思い出話に花を咲かせた本作のトークイベント付きバレンタインデー特別試写会の取材記事をアップ。土屋たち3人が、来場していたマッチングアプリで出会ったカップルたちと交流するひと幕も大いに盛り上がりを見せた。

本作では、劇場入場者プレゼントとして、特別映像が視聴できるQRコード付き<完成披露試写会舞台挨拶ノーカット映像>スマホステッカーが配布される。(※各劇場無くなり次第終了、動画はダウンロード不可、特別映像の視聴期限:3月7日(木)まで)。また、本作のムビチケ前売券(オンライン)・ムビチケ鑑賞券を買うと、特別な絵柄と鑑賞記録がセットになった「ムビチケデジタルカード」をプレゼント。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は2月22日(木)まで。

■2位はカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作『落下の解剖学』

第96回アカデミー賞で作品賞含む5部門にノミネートされている『落下の解剖学』が2位に。本作は第76回カンヌ国際映画祭でも最高賞のパルムドールを受賞し、第81回ゴールデン・グローブ賞でも脚本賞と非英語作品賞の2部門に輝いた注目作だ。

人里離れた雪山の山荘で、男が転落死する。事故と思われたが、次第にベストセラー作家である妻のサンドラ(ザンドラ・ヒュラー)に殺人容疑が向けられていく。現場に居合わせたのは、視覚障がいのある11歳の息子(ミロ・マシャド・グラネール)だけ。事件の真相を追っていくなかで、夫婦の秘密や嘘が暴かれていく。

主人公サンドラを演じたザンドラ・ヒュラーは、カンヌで国際批評家連盟賞を受賞した『ありがとう、トニ・エルドマン』(16)などで知られる演技派女優で、本作では知的な作家としてのポーカーフェイスのもと、冷酷さと自我を爆発させる熱演を魅せている。

本作のムビチケ前売券(オンライン)・ムビチケ鑑賞券を買うと、特別な絵柄と鑑賞記録がセットになった「ムビチケデジタルカード」をプレゼント。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は2月22日(木)まで。

■3位はマーベル初の本格ミステリー・サスペンス『マダム・ウェブ』

スパイダーマン」のソニー・ピクチャーズが放つ異色のマーベル映画『マダム・ウェブ』が3位にランクイン。原作コミックでは、未来予知でスパイダーマンを救う重要なキャラクターとして描かれるマダム・ウェブの誕生エピソードが描かれる。

NYの救命士キャシー・ウェヴ(ダコタ・ジョンソン)は、生死をさまよう事故をきっかけに未来予知の能力を得る。ある日、キャシーは偶然出会った3人の少女が、黒いマスクとスーツに身を包んだ謎の男に殺害される未来を見たことから、図らずもその男から少女たちを守ることになる。

主演は「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」シリーズのダコタ・ジョンソン。日本語吹替え版でキャシー・ウェブ(マダム・ウェブ)の声を演じるのは、実写吹替え初挑戦となる大島優子。そのほか潘めぐみファイルーズあい伊瀬茉莉也子安武人萩原聖人、豪華声優陣も参加した。

■4位はマ・ドンソク主演の最強刑事アクションシリーズ最新作『犯罪都市 NO WAY OUT』

マブリーことマ・ドンソクが主演を務める「犯罪都市」シリーズ第3弾『犯罪都市 NO WAY OUT』が4位に。マ・ドンソクが演じるのは、拳1つで悪党たちをぶちのめす“怪物刑事”マ・ソクトで、前作に続きメガホンをとったイ・サンヨン監督のもとで大暴れする。

今回、マ・ソクトの前に立ちはだかるのは、新種薬物事件に絡む日本のヤクザと汚職刑事たち。“ヤクザの解決屋”リキ役で、青木崇高が韓国映画に初挑戦を果たした。青木が自身の出演した「るろうに剣心」シリーズのアクションチームを招き、日本でのトレーニングを自ら買って出たという日本刀アクションに注目して。また、汚職刑事チュ・ソンチョル役を演じた、映画『神と共に』の第一章&第二章などで知られるイ・ジュニョクが、20kg以上増量の肉体改造をして新境地を開拓。ヤクザの親分役でカメオ出演した國村隼のすごみにも息を呑む。

2月14日に開催された本作のジャパンプレミアでは、マ・ドンソクが初の公式来日を果たし、青木、國村、イ・サンヨン監督とともに登壇。マ・ドンソクが観客に「僕、かわいいですか?」とおちゃめに問いかけると、会場から「かわいいー!」と黄色い歓声を浴びた。

現在、本作ではムビチケ購入者限定キャンペーンを実施中。ムビチケ前売券(オンライン・カード)を購入して応募すると、抽選でサイン入り韓国版ポスターや非売品プレスシートなど、豪華賞品が当たる(応募締切は2月25日)。また、ムビチケ前売券(オンライン)購入特典は「マ・ドンソク特製スマホ壁紙」で、さらに特別な絵柄と鑑賞記録がセットになった「ムビチケデジタルカード」もプレゼントされる。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は2月22日(木)まで。

■5位はジェイク・ギレンホール主演の社会派ヒューマンドラマ『コヴェナント/約束の救出』

シャーロック・ホームズ」シリーズのガイ・リッチーが、アフガニスタン問題とアフガン人通訳についてのドキュメンタリーから着想を得て、監督、脚本、製作を務めた社会派ヒューマンサスペンス『コヴェナント/約束の救出』が5位に。

舞台は2018年のアフガニスタン。米軍曹長ジョン・キンリーは、優秀なアフガン人通訳アーメッドを雇うが、彼の部隊は攻撃を受け、キンリーとアーメッド以外は全滅してしまう。キンリーも瀕死の重傷を負うが、アーメッドに救出され、無事にアメリカへ帰還。しかし自分を助けたことで、アーメッドがタリバンに狙われていることを知ったキンリーは、彼を救うため再びアフガニスタンへと向かう。

『ブロークバック・マウンテン』(05)のジェイク・ギレンホールが主人公の米兵キンリー役を、「ゲーム・オブ・スローンズ」のダール・サリムがアフガン人通訳のアーメッド役に扮する。映画批評サイト「ロッテン・トマト」では98%支持(2月5日時点)と高スコアをマーク。本作は特別な絵柄と鑑賞記録がセットになった「ムビチケデジタルカード」もプレゼントされる。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は2月22日(木)まで。

以上、みたい映画ランキング上位5作品をお届けしました。今週は粒ぞろいの5作なので、ぜひ大スクリーンでめいっぱい映画を堪能していただきたいです!

文/山崎伸子

1位は土屋太鳳&佐久間大介共演作『マッチング』/[c]2024『マッチング』製作委員会