深夜の飲み会で終電を逃したり、急いでいるときには、多くの人がタクシーの利用を考えることでしょう。ただし、タクシーの料金がわからないと不安に感じることもあります。この記事では、10キロ乗車した場合のタクシー料金や、基本的な料金の内訳について解説します。タクシーの料金に関する知識を身につければ、安心してタクシーを利用できるでしょう。
タクシーで10キロ移動したときの料金は平均4,500円程度
タクシーで10キロ移動したときに発生する料金は、各都道府県を平均して4,500円程度です。
タクシーを使うタイミングや迎車した場合によって変わるため、東京都を基準にしてさまざまなパターンを解説します。
計算はおおむねの計算となるため、参考程度になる点にご注意ください。
- 流しのタクシーを利用した場合
- タクシーを迎車した場合
- 夜間割増料金が発生した場合
流しのタクシーを利用した場合
流しのタクシーを利用した場合にかかる料金は、基本料金と加算料金が発生します。
東京都では10キロ走るのに、かかる料金は3,370円です。
さらに信号待ちで1,000円程度加算されると、4,370円程度になると予想されます。
タクシーを迎車した場合
タクシーを迎車した場合は、流しのタクシーを利用したときにプラスで迎車料金が発生します。
東京都でタクシーを迎車したときに発生する迎車料金の相場は310〜410円程度です。
400円程度が加算されたとして、4,770円ほどの乗車料金になるでしょう。
夜間割増料金が発生した場合
夜間割増料金が発生した場合は、乗車料金がおおむね2割増しになります。
流しのタクシーを利用したとしても、乗車料金4,370円が2割増しとなり5,250円程度になるでしょう。
タクシー料金の基本的な内訳
タクシーの料金は、聞き覚えのある初乗り料金や迎車料金など、複数の項目が計算されています。
ここでは、タクシー料金を計算するときにどのような料金が発生しているか解説します。
タクシー料金の基本を知って、計算に役立てましょう。
- 初乗り・加算料金
- 迎車料金
- 予約料金
- 待機料金
- 深夜割り増し料金
- 冬季割増料金
初乗り・加算料金
初乗り・加算料金は、タクシー利用時に必ず発生する料金です。
初乗り料金は、タクシーに乗る距離がどれだけ短くても必ずかかる金額になります。
後部座席の窓にシールで金額が貼ってあるため、気になる方は目を通しておくと安心です。
加算料金は、走行距離や拘束時間ごとに発生する料金です。
タクシーが信号で止まっている間もメーターが進むのは、加算料金の影響になります。
迎車料金
迎車料金は、タクシーを手配したときに発生する料金です。
タクシー会社によって設定しているため、迎車料金がかからずにタクシーを呼べるタクシー会社も存在します。
迎車料金は、0〜500円の間で設定されているパターンが多いです。
タクシー料金を節約したい場合は、タクシー会社の迎車料金にも目を向けましょう。
予約料金
タクシーの予約料金は、時間指定してタクシーを手配した際にかかる料金です。
各タクシー会社によって規定が異なりますが、一般的には20分後以降の時間指定で発生することが一般的です。
タクシーを待つ時間が惜しいときは、タクシーを予約しておくのもひとつの方法です。
待機料金
タクシーの待機料金は、タクシーに乗車後、出発までの待ち時間や信号待ちの際に発生する料金です。
停車中でも料金が増加するため、経由地で一度下車する際に予定が長引く可能性がある場合は、再びタクシーを手配する方が良いかもしれません。
また、渋滞する可能性のあるルートを避けることも、待機料金の節約につながります。
深夜割り増し料金
深夜割り増し料金は、22時から早朝5時の間にタクシーを利用すると発生する料金です。
深夜料金は、通常料金の2割増しになります。
金額が増えるのではなく、メーターの計算距離が2割短くなるのが注意点です。
走行距離が長くなればなるほど、乗車料金も割高になると考えておきましょう。
冬季割増料金
冬季割増料金は、雪や路面凍結により運転が難しくなる地域に適応される料金です。
北海道や東北などで、11月〜3月に適用されます。
時間帯に関係なく、運賃が2割増しになります。
【注意】タクシーの基本料金は地域によって違う
注意点として、タクシーの基本料金は地域によって変わります。
自分の地域だとどの程度の基本料金がかかるのか知っておけば、計算したいときに便利です。
都道府県別距離別タクシー料金目安表
次に、都道府県別で移動距離に応じてタクシー料金がどの程度発生するのか解説します。
待機料金は含まないため、実際の料金は表より高くなります。
| 3km | 5km | 10km | |
|---|---|---|---|
| 東京都 | 1,050円 | 1,690円 | 3,370円 |
| 大阪府 | 1,200円 | 2,000円 | 3,900円 |
| 愛知県 | 770円 | 2,030円 | 3,920円 |
| 北海道 | 1,230円 | 1,870円 | 3,550円 |
| 沖縄県 | 760円 | 1,110円 | 2,090円 |
タクシー料金を安くするならタクシー配車アプリがおすすめ
タクシー料金を安くするなら、タクシー配車アプリの利用がおすすめです。
流しのタクシーを利用するよりメリットが多く、はじめての人でも便利に使えるでしょう。
- クーポン・ポイントがプレゼントされる
- 迎車料金のかからないタクシー会社を選べる
- タクシーアプリによっては事前確定運賃も利用可能
クーポン・ポイントがプレゼントされる
タクシー配車アプリでは、乗車料金が割引されるクーポンやポイントがプレゼントされることが一般的です。
これらの特典はアプリごとに異なり、乗車のたびにもらえる場合や友達を紹介した際にもらえる場合があります。
ただし、空車のタクシーを利用しても乗車料金は割引されません。
迎車料金のかからないタクシー会社を選べる
タクシーを手配したときに迎車料金がかかるかは、タクシー会社によって異なります。
タクシー配車アプリによっては、手配するときにタクシー会社を指定できるアプリも存在します。
迎車料金のかからないタクシー会社を指定すれば、タクシーを手配しても迎車料金はかかりません。
タクシーにかかる料金を節約でき、乗車料金を節約できます。
タクシーアプリによっては事前確定運賃も利用可能
タクシー配車アプリには、メーター運賃以外にも手配時に料金を確定する事前確定運賃が利用できるアプリもあります。
S.RIDEは利用できますが、GOは地域によって変わるのが注意点です。
事前確定運賃を活用すれば、道が混んでいて到着までに時間がかかっても心配ありません。
確定した料金以上に金額が発生する心配はなく、安心してタクシーが利用できます。
タクシー配車アプリのおすすめ3選！
タクシー配車アプリのメリットがわかったら、自分に合ったタクシーアプリを見つけていきましょう。
タクシー配車アプリにはそれぞれ特徴があり、自分に必要な機能を把握すればアプリ選びはスムーズになります。
- 国内で使える都道府県が多い GO
- ポイントを利用してお得に乗車 DiDi
- タクシー手配が簡単 S.RIDE
S.RIDE株式会社
S.RIDE
タクシー手配が簡単
商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。
タクシー料金で気になる疑問3選
ここでは、タクシー料金の気になる疑問に回答します。
タクシー料金についてなんとなく気になる疑問はあっても、実際に調べる人は多くありません。
この機会に疑問点を改善し、安心してタクシーを利用しましょう。
- タクシーで10キロ移動するとかかる時間はどれくらい？
- タクシー料金5,000円だと何キロ走れる？
- タクシーで高速を使った場合の料金は誰が支払う？
タクシーで10キロ移動するとかかる時間はどれくらい？
タクシーを利用したとき、10km走るとかかる時間はおおむね20分程度です。
実際の道路状況によって差はありますが、平坦な道であれば20分くらいでしょう。
起伏が激しい道や、信号に止まらなければ時間は大幅に変わる可能性もあります。
タクシー料金5,000円だと何キロ走れる？
5,000円のタクシー料金で移動できる距離は、深夜料金や迎車料金などかからなければ14〜15km程度です。
地域によっても変わるため、タクシー料金の安い沖縄県であればもっと長く乗れるでしょう。
タクシーで高速を使った場合の料金は誰が支払う？
タクシーで高速を利用した場合、高速料金は利用者が支払います。
タクシーは乗車した時間や移動距離で料金が計算されるため、場合によっては高速を移動した方が乗車料金が安くなる場合もあります。
タクシー移動にかかる料金を把握してお得に活用しよう
タクシーを利用したときに、思った以上に乗車料金が高くなり驚いた経験がある人も多いでしょう。
タクシー移動にかかる料金を把握しておけば、かかる金額がおおよそ計算でき、料金に驚く心配がありません。
タクシーの基本料金は地域によって違うため、自分の住んでいる地域を調べておくと安心です。
また、タクシー料金を節約したいなら、タクシー配車アプリの利用もおすすめです。
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