株式会社ナリス化粧品(代表者:村岡弘義 本社:大阪市福島区)は、新型コロナが5類に移行した後に四季を経験した今冬、女性のメイクの使用実態調査を行い、コロナ感染拡大前に行った調査とコロナによる行動制限があった際中に実施した調査と比較して以下にまとめます。
コロナ感染拡大前/調査実施:2019年11月~2020年1月 n=1,678 2月25日発行 リリースタイトル「メイクデビュー若年化」
コロナ行動制限中/調査実施:2021年10月 n=2,111 2021年10月20日発行 リリースタイトル「メイクの実態調査、コロナ前後2000人比較」
今回:調査実施:2023年12月29日~2024年 1月29日 調査対象:全国20歳~49歳女性 n=2,441/調査方法:インターネットによる自社調査

【調査トピックス】
1. ベースメイクを行う頻度、毎日は1/4。約半数の女性、ベースメイクをするのは週に3日以下。

20歳~24歳、ベースメイクの頻度が毎日なのは、2割未満。

ベースメイクをしていないのは、30歳~34歳が最多で約2割。

2. コロナ5類移行後のベースメイクの頻度、コロナ5類移行前と「変わらない」半数。

20代は、「変わらない」派よりも「増えた」派が多い。20歳~24歳は「増えた」51.5%で半数以上。

3. ベースメイク「しっかりするようになった」のは20代。

35歳以上は、約6割が「同じ」。「薄目になった」のは12.4%。年代を問わず約1割が「薄目になった」

4. ファンデーションを使用している女性は、コロナ前約9割・コロナ中約8割・コロナ5類移行後約6割と急激に減少。

20代のファンデーション使用率は約半数。年齢が高いほど使用率は増える傾向。

5. ベースメイクにかける時間、最も多いのは「3分以上~5分未満」。 

ベースメイクにかける時間は、年代による差は見られない。

【調査結果】
1.ベースメイクを行う頻度、毎日は1/4。約半数の女性、ベースメイクをするのは週に3日以下。

全国の20歳から49歳の女性2,441名に、現在のベースメイクを行う頻度について聞きました。「ほぼ毎日」は28.2%で全体の約1/4にとどまりました。「週に4~6日」は22.7%で、全体の約半数の50.9%が、ベースメイクをしているのが週に3日以下であることがわかりました。(ベースメイクをしていない人も含みます。)これを年齢別に見てみました。「ほぼ毎日」を選んでいるのは、20歳~24歳では18.2%と2割に満たず、「週に4~6日」の22.1%と併せても40.5%と約4割にとどまります。年齢が上がるにつれ、「ほぼ毎日」の割合は増えて行く傾向があり、最も多いのは40歳~44歳です。37.9%と約4割がほぼ毎日ベースメイクを行っており、「週に4~6日」23.4%と合わせると61.3%で6割を超えます。45歳~49歳でも、「ほぼ毎日」32.9%、「週に4~6日」26.4%を合わせると59.3%で約6割です。ベースメイクを週に4日以上する頻度で比べると20代は、40代の約2/3にとどまります。「ベースメイクはしていない」が最も多いのは30歳~34歳で17.8%と2割近くに上ります。反対に「ベースメイクをしていない」が少なかったのは25歳~29歳で10.5%でした。


2.コロナ5類移行後のベースメイクの頻度、コロナ5類移行前と「変わらない」半数。

ベースメイクをしていると答えた1,839名に、ベースメイクの頻度の変化について聞きました。全体では「変わらない」が49.6%で約半数です。年齢別に見てみると内訳が大きく異なり、20歳~24歳では「とても増えた」15.9%、「まあまあ増えた」35.6%で、「変わらない」33.2%よりも「増えた」51.5%が大きく上回ります。25歳~29歳でも「増えた」45.0%割合の方が「変わらない」39.8%を上回ります。30歳を過ぎると、「増えた」よりも「変わらない」割合が多いことがわかります。35歳以上は、約6割が「変わらない」と答えています。1.の結果で、若年層は、ベースメイクの頻度が少なかったものの、コロナが5類に移行した後は、その前と比べて頻度は大きく増えたようです。


3.ベースメイク「しっかりするようになった」のは20代。

ベースメイクの内容について聞きました。全体では「同じ」と答えた人が48.2%で約半数ですが、2.のアンケートと同様に年齢によって異なる傾向が見られ、「同じ」と答えた人は年齢を重ねるほど増えて行く傾向があります。反対に「しっかりするようになった」で見てみると、20歳~24歳ではでは「とてもしっかりするようになった」15.9%、「まあまあしっかりするようになった」37.7%で合計53.6%と半数以上が、ベースメイクに力を入れるようになったようです。年齢をかさねるにつれ、「しっかりするようになった」人の割合は少なくなる傾向があります。一方で、「薄目になった」という人もすべての世代で1割以上存在します。薄めになった人はすべての年代で10%前半で年齢による大きな差は見られません。


4.ファンデーションを使用している女性、コロナ前約9割、コロナ中約8割、コロナ5類移行後約6割と急激に減少。

ベースメイクをしていると答えた1,839名の女性に、現在ベースメイクに使用しているアイテムについて聞きました。最も多いのは「ファンデーション」で60.1%でした。次に「パウダー(白粉)」39.9%、「補正下地効果のある化粧下地」35.9%と続きました。年齢別に見てみると、「ファンデーション」は、20歳~24歳で50.2%、25歳~29歳で51.0%と約半数です。「ファンデーション」は年齢が上がるほどに使用率が上がり、40歳~44歳で65.5%、最も多いのは45歳~49歳で68.8%と約7割です。
2位の「パウダー(白粉)」と3位の「肌色補正効果のある化粧下地」は、年齢による大きな差は見られません。「コンシーラー」・「ハイライト」・「シェーディング」「カラーコントローラー」など肌全体でなく一部に使用するアイテムについては、若年層の使用率が高く、高齢層は少ないことがわかりました。
 年齢ごとの特徴で見てみると、若年層の20代はファンデーションの使用率が約5割と、それ以上の年代に比べて割合が低い一方、ハイライトシェーディングなどの使用率が高く、また使用しているアイテムが多いことがわかります。年齢が上がるとファンデーションの使用率が高いのですが、使用しているアイテム数が少ないことがわかります。

 コロナ前の2019年11月に実施した調査と、コロナ中の2021年10月に実施した調査で比較できるものについて比較してみました。質問の文章が少し異なるため参考ではありますが、ファンデーションの使用状況について、コロナ前の2019年11月の調査では「使用していない」が11.5%、コロナ中の2021年10月の調査では21.3%でしたが、今回の調査ではファンデーションを「使用している」60.1%を引いた39.9%がファンデーションの不使用者であると考えられます。約2年おきの調査ですが、ファンデーションを使わない人が増加していることが明らかとなりました。(今回の調査はベースメイクに絞った調査ですが、2019年と2021年の調査は、ポイントメイクを含む、メーキャップアイテム全般についての調査です。


 2019年の調査と今回の調査を年齢別に個別に使用しているアイテムを比較してみました。ファンデーションは、20歳~24歳では74.8%の使用率が今回の調査では50.2%、25歳~29歳では74.8%が51%と大きく減少。最も使用率の高い45歳~49歳でも84.7%が68.8%と軒並み減少しています。「フェイスパウダー(白粉)」は、2019年10月の調査では、43.4%で、今回の調査では39.9%と微減でした。コンシーラーは、2019年10月の調査で31.8%が、今回の調査で35.5%と、使用率を下げているアイテムが多い中、使用率が上がっていることがわかりました。

5.ベースメイクにかける時間、最も多いのは「3分以上~5分未満」。

ベースメイクにかけている時間を聞きました。最も多いのは「3分以上5分未満」で、25.6%でした。ほぼ同児割合5分以上10分未満」が23.9%でした。ベースメイクにかけてる時間は、若年層で若干多いようです
が、それほどの差はないことがわかりました。このことから、若年層はたくさんのアイテムを使いベースメイクをしていますが、ベースメークをする頻度は少ないことがわかり、高齢層は、使用するアイテム数は少ないながらもベースメイクをする頻度は多いことがわかり、世代による二極化が進んでいることが予想できます。



◆全体を通した考察
コロナ禍により、女性のメイク環境は大きく変わりましたが、その中でも大きく変わったのがベースメイクに関する意識であると思います。コロナが5類に移行した後も、テレワークの定着やマスクを外さない習慣が定着していたことが大きく影響しているように感じます。様々な調査をする中で、年代を問わず、多くの人が自分を癒すことへの興味が増え、スキンケアに関する意識が高まっていることを感じますが、ポイントメイクについては、年代による意識の差がスキンケアよりも大きいことを実感しました。2019年以前はメーキャップ品の中で最も大事とされたファンデーションの使用頻度や使用割合が予想を超えて低かったことは驚きでした。一方で、2019年以降、メーキャップ品の進化も目覚ましいものがあるように感じます。擦れに強いといった物理的な進化だけでなく、よりスキンケア効果のあるベースメーキャップ品や多機能品も登場しています。当社では、ベースメイクは、肌を美しく見せることはもちろん、肌を守ることが最も重要だと考えて開発をしています。スキンケアと同じく、自分を癒すように自分のためにベースメイクができる、スキンケア効果や紫外線や外部刺激から肌を守る力の高いメーキャップ品を提供し、時代のニーズにこたえていきたいと考えます。

【ナリスアップブランド 新製品】 

商品名:ワンリスト オールインワン デイクリーム(日中用ジェルクリームファンデーション

内容量:45g (約90回/約3か月使用可能)

価格:オープン価格 参考価格:900円(税抜)990円(税込)

発売日:2024年2月10日

問い合わせ先 お客様相談窓口 0120-32-4600

ワンリスト オールインワン デイクリーム

●忙しい朝の、肌色補正機能を持つオールインワン デイクリーム

・洗顔後は、これひとつで化粧水からベースメイクまでを叶えます。

化粧水 美容液 乳液 クリーム UVカット 化粧下地 ファンデーション

〇オリジナルのナノカプセルミックス技術の採用で、美容液成分※が時間とともに徐々に放出され、1日中潤いを与え続けます。

※レチノ―ル・水溶性コラーゲン・加水分解ヒアルロン酸・ビタミンC誘導体/リン酸アスコルビルⅯg・水溶性セラミド/(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー(すべて保湿成分)配合。

オイルバランス処方採用で、ジェルクリームなのにべたつかず、肌にしっとりと密着し、深く長く心地よい潤いが持続します。

日常の紫外線をカットする SPF30 PA+++

・自然なカバー力でマスクに付きづらく、崩れてもキレイ。

石けんや洗顔料で落とせます。


【ナリス化粧品 既存品】

商品名:セルグレース スキンヴェール デイセラム(化粧下地)

内容量:30mL

価格:6,500円(税抜)7,150円(税込) 

発売日:2023年3月21日 

問い合わせ先 お客様相談窓口 0120-71-9000

セルグレース スキンヴェール デイセラム

肌のくすみや色むらを自然にカバーしながら、紫外線からも肌を守る化粧下地。

〇まるで、日中用の美容液のようなテクスチャー。なめらかに伸びて、1日中潤った肌を保ちます。

〇αゲル化技術を採用。肌の構造と類似しているため、なじみやすくぴたっと密着します。

ノンケミカルでSPF30 PA+++。日中の紫外線から肌を守ります。

〇素肌になじむソフトベージュのカラーで、自然にトーンアップ。明るい肌に整えます。

ファンデーションを使用しない日に、肌のコンディションを整えるためにも使用できます。

◎植物性の保湿成分のテンダイウヤク葉エキス・シマホオズキ果実エキス・新姫エキス/シトルス(タチバナ/レチクラタ)果皮エキス)・ハイブリッドローズ花エキス・クミスクチンエキス/オルトシホンスタミネウスエキス配合。

◎ソフトフォーカス効果パウダー/(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー(基剤)配合。

配信元企業:株式会社ナリス化粧品

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ