2024年2月21日より発売、"OSAKIKAMIJIMA"

 株式会社Connec.t(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小口潤、以下「当社」)、並びに日本中の地域素材を活用した社会課題解決型サステナブルジンを開発するプロジェクトチーム「NO NAME DISTILLERY(ノーネーム ディスティラリー)」は、様々な産業・地域課題解決の実証実験を行う広島県庁の事業「ひろしまサンドボックス」プロジェクトの一環である「RING HIROSHIMA(リング ヒロシマ)」で採択され、2024 年 2 月 21 日(水)に社会課題解決型クラフトジン “YORI”の新商品として『OSAKIKAMIJIMA』を、新発売します。

 “YORI”は、規格外品などの地域のフードロスに繋がる素材を利活用して作られるサステナブルなクラフトジンです。今回は広島県豊田郡、瀬戸内海に浮かぶ大崎上島に焦点を当て、 2023 年 10 月の雹被害で規格外品となってしまった「ポンカン」と、島で育てられたオリーブからオイルを生成する際に残る「オリーブの搾りかす」をメインのボタニカルとして選定しました。廃棄されるはずだった農作物を新しい商品に生まれ変わらせ、地域経済の循環にも貢献していきます。


社会課題解決型サステナブルジン “YORI” 新商品『OSAKIKAMIJIMA』のボトルイメージ

テイストイメージ:活用した素材はオリーブオイルの搾りかす/ 雹被害を受けたポンカンピール・葉 / 瀬戸内レモンピール / アボカド 等

※プレスリリース原文はこちら

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◆地域経済の循環とフードロスに繋がる農作物削減に貢献した新商品『OSAKIKAMIJIMA』

 大崎上島は瀬戸内海の中央、芸予諸島に浮かぶ離島で、豊かな風土と温暖な気候を活かした農作物栽培が盛んです。しかし、気候変動の影響で 2023 年 10 月に雹被害に見舞われるという事態が発生し、野菜や果物に損傷がでるといった大きな被害を受けました。

 今回は、その雹被害を受けて規格外品となった「ポンカン」と、島で育てられたオリーブオイルの生成時に残る「オリーブの搾りかす」をメインのボタニカルとして当社が購入。フードロス削減と地域経済の循環に貢献した “YORI” の新商品『OSAKIKAMIJIMA』として、発売する運びとなりました。

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 ■商品詳細


2023 年 10月 の雹被害で傷がついたポンカン

オリーブオイル原料となるオリーブの実

社会課題解決型クラフトジン 新商品『OSAKIKAMIJIMA』のコンセプト文

◆「RING HIROSHIMA(リング ヒロシマ)」の採択を受け、新商品が誕生した経緯


地域課題解決の実証実験を行う広島県庁事業「ひろしまサンドボックス」のプロジェクト「RING HIROSHIMA」

 広島県は、官民が連携した実証プロジェクト(サキガケ・実装支援事業)の実施や、コミュニティ会員向けサポートメニューの提供、人材育成プラットフォームの提供などを通じて、多くのチャレンジの創出を「ひろしまサンドボックス」として支援しています。

 その一環である「RING HIROSHIMA」プロジェクトでは、令和3・4年度で40件の実証プロジェクトを支援し、多くのプロジェクトが実装に向けて動き始めています。当社代表の小口は「RING HIROSHIMA 3rd Bout」で採択され『OSAKIKAMIJIMA』の開発に至りました。

 ボタニカルとして活用した農作物の選定パートナーとしては、今回の「RING HIROSHIMA」のチャレンジャー同士である、大崎上島町にて柑橘農家も営むIT企業「株式会社アンドピリオド」と連携して仕入れを行っています。

 「RING HIROSHIMA」から得た広島県の方々との繋がりや、多くの方の応援によって

『OSAKIKAMIJIMA』は誕生しました。

◆地域素材を活用した社会課題解決型サステナブルジン “YORI”

 YORI は「地域のおいしさに、新しい息吹を。」というコンセプトから生まれた、国産サステナブルジンブランドです。地域のフードロスに繋がる果物や野菜をボタニカルとして選定し、新しい形でアップサイクルしています。蒸留は静岡県沼津市沼津蒸留所(運営:株式会社FLAVOUR)と協力し実施しています。


北海道上川地域で松を伐採する際に捨てられていた枝や葉を用いた『KAMIKAWA

静岡県富士地域の柑橘系ピールとほうじ茶を活用した『FUJI』

◆社会課題解決型サステナブルジンを開発・製造するプロジェクトチーム "NO NAME DISTILLERY"

  "NO NAME DISTILLERY"は、地域の生産者の方と消費者を繋ぐことを使命として活動しています。日本語に訳すと「名無しの蒸留所」という意味ですが、その名の通り蒸留所を持たずに幅広い地域と連携しながらサステナブルジンを作っています。

 丹精を込めて育てられた品が出荷できずに捨てられてしまうことや、価値ある素材に光が当たっていないシーンを無くすため、地域の魅力と素材の価値をジンで表現する取り組みを全国に、世界に、広めていきます。

プロジェクト概要はこちら

◆ "NO NAME DISTILLERY"の運営会社 株式会社Connec.t

  "NO NAME DISTILLERY"の運営会社である株式会社Connec.tは、「地域経営でふるさとを作る、増やす」を掲げた地方創生支援会社です。地域の持続可能性を高めるために、地域と企業と生活者を繋ぎ、地域経済の再生を目指す事業に取り組んでいます。


株式会社Connec.t  代表取締役 小口 潤(おぐち じゅん

◆関連サイト

◆本件のお問い合わせ

●株式会社Connec.t 代表取締役・NO NAME DISTILLERY主宰 小口 潤

jun.oguchi@connec-t.jp / 090-4461-7768

NO NAME DISTILLERY 広報担当 瀧澤

takizawa@cplatz.co.jp / 090-5978-4353

配信元企業:株式会社Connec.t

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