チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、ナポリvsバルセロナが21日に行われ、1-1で引き分けた。

レアル・マドリー、ブラガ、ウニオン・ベルリンが同居したグループを3勝1分け2敗の2位で通過したナポリは、セリエAで9位と低迷するなどマッツァーリ監督就任後もチーム状態が上向かなかったため、前々日に電撃解任を決断。現スロバキア代表指揮官のカルツォナ監督を迎えた中、[4-3-3]を継続して臨んだ。

一方、ポルト、シャフタール、アントワープが同居したグループを4勝2敗の首位で通過したバルセロナラ・リーガでは首位レアル・マドリーに8ポイント差と苦戦し、チャビ監督の今季限りでの退任が決定。残るタイトルがほぼCLに絞られている中、レヴァンドフスキ、ヤマル、ペドリの3トップとする[4-3-3]で臨んだ。

立ち上がりからボールを握ったバルセロナは8分、ヤマルのミドルシュートでGKメレトを強襲。良い入りを見せ、ハーフコートゲームとする中、22分には決定機。カンセロがボックス左ポケットまでえぐってクロス。レヴァンドフスキが合わせるもGKメレトの好守に阻まれた。直後にもギュンドアンがミドルシュートでオンターゲットを記録したが、ここもGKメレトの好守に阻止された。

防戦一方と苦しいナポリだったが、30分を過ぎてようやくボールを持てる展開に。それでもシュートは1本も打てずにゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半、ナポリがを前がかったことでオープンな展開で立ち上がる。そんな中60分、バルセロナが均衡を破る。ペドリの縦パスを受けたボックス内のレヴァンドフスキがDF2枚に寄せられながらもシュートを決めきった。さらに66分、ペドリのミドルシュートでGKメレトを強襲したバルセロナが主導権を握っていく。

しかし厳しい時間が続いていたナポリだったが、75分にワンチャンスで追いつく。アンギサの縦パスをボックス内で受けたオシムヘンがイニゴ・マルティネスをなぎ倒したシュートを決めきった。

両主砲のゴールで1-1となった中、終盤にかけては互いにアタッカーを入れ替えて勝ち越しゴールを目指したが、

ラストプレーでのギュンドアンのコントロールシュートはわずかに枠を外れて1-1のままタイムアップ。3月12日に行われる2ndレグに決着が委ねられることになった。

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