元祖スーパーモデルケイト・モス(50)の娘ライラグレース(21)が、スペイン版『VOGUE』誌の表紙を飾った。同誌のカバーストーリーでは、ライラピエロをテーマにしたファッションに身を包み、ポーズを取る姿を披露した。インタビューに応じたライラは、母ケイトと同じモデルの道を歩むことや、最近ニューヨーク一人暮らしを始めたことなどについて語った。

ケイト・モスの娘ライラ・グレースは、ケイトと元恋人で雑誌『DAZED & CONFUSED』の共同創始者ジェファーソン・ハック氏の間に生まれた。現在はケイトが経営するタレントエージェンシー「Kate Moss Agency」に所属し、モデルとして活動している。

16歳の時に「MARC JACOBS(マーク ジェイコブス)」のキャンペーンモデルに抜擢され、2021年にはケイトと母娘でパリコレのランウェイに登場。2022年には英版『VOGUE』の表紙に初登場するなど、モデルとして母の足跡をたどっている。

そして今回、ライラスペイン版『VOGUE』3月号のカバーモデルを務め、ピエロをテーマにした衣装に身を包んだ姿を披露した。撮影は、ファッションフォトグラファーのエリザベータ・ポロディナ(Elizaveta Porodina)が担当した。

同誌の表紙は、ライラが「ミュグレー(MUGLER)」のボディスーツを着てポーズを取る姿だ。全身にスパンコールを施した白いボディスーツには、透けるシアー素材のフェザーが付いている。

さらにカバーストーリーでは、カラフルな羽根が付いた二角帽子を被り、「ミュウミュウMIU MIU)」のネイビーブルーのミニドレスを着てポーズを取る姿が掲載された。

別の写真では、赤いヘッドピースを被り、「ジャックムス(JACQUEMUS)」によるパフスリーブクロップトップとミニスカート姿で、引き締まった腹部を披露している。

次のモノクロームショットは、レース付きのヘッドドレスを着用したライラが「スポーツマックスSPORTMAX)」による透けるボディスーツと「ヴェルサーチェ(VERSACE)」の刺繍入りニットショートパンツを着用し、ポーズを取る姿だ。

同誌のインタビューに応じたライラは、スーパーモデルとして活躍する母ケイトと同じ道を歩み始めたことについて、このように語った。

「私は年齢のわりに、大人びているとは思っていないわ。とてもシャイで、新しい人に会ったり、年上の人と一緒にいることに自信がないの。内向的になって、自分の中に引きこもってしまうのよ。」

現在21歳のライラは、母ケイトが自分と同じ年齢だった頃を想像し、自分自身とこのように比較した。

「でも、そうね。たぶん私は、母がこの年頃だった時よりも責任感が強いんだと思うわ。」

そして、「この職業がどれほど過酷で、一人旅をしなければならないかを目の当たりにして育った。母は一緒に働いていた人達と頻繁に会っていて、彼女にとって家族だった。彼らがどのように絆を深めていくのかを見てきたわ」と付け加えた。

ライラは数か月前、生まれ育った英ロンドンから米ニューヨークに引っ越したばかりだという。母ケイトのもとを離れて一人暮らしを始めたことについて、このように明かした。

「実を言うと、私は一人暮らしが大好きなの。良い友達がいて、周りに良いネットワークがあれば、ここは素敵な街よ。私は家の手入れをしたり、小さな家具を買って自分のものにするのが大好きだから、とても楽しんでいるわ。」

画像は『Lila Grace Instagram「most mesmerising show」「transformed into a magical harlequin from the wonderful mind of @elizavetaporodina for @voguespain cover story」』『Vogue España Instagram「Prácticamente magia」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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