水筒の中に好きなドリンクを入れて持ち歩く人も多いはず。なかには、「炭酸飲料を入れてもいいのか…」と疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。

本記事では炭酸飲料の取り扱いについて解説します。

炭酸飲料は水筒NG

※写真はイメージ

シュワシュワとしたさわやかな刺激が楽しめる炭酸飲料。「水筒に入れて持ち運んで、好きな時に楽しみたい」と思う人もいるでしょう。

しかし水筒に炭酸飲料を入れるのはとても危険な行為です。各種飲料を販売するアサヒ飲料株式会社の公式サイトでは、その理由について以下のように説明しています。

水筒内の圧力が上がり、中せんが開かなかったり、圧力によっては飲み物がふき出たり、中せん・コップなどが破損して飛散することがあり危険です。絶対に入れないでください。

アサヒ飲料公式 ーより引用

そのほか炭酸飲料は酸性の性質があるため、水筒内部の金属を溶かす可能性も。金属が溶け出した飲み物を飲んでしまうと、頭痛やめまいといった中毒症状を起こす場合があります。

これらの危険性を避けるためにも、水筒には炭酸飲料を入れないよう注意してください。

炭酸飲料対応の水筒はOK

マイボトルの需要が高まっている今、炭酸飲料にも対応している水筒が人気です。

炭酸飲料対応の水筒であれば、万が一水筒内の圧力が上がっても安全弁が作動して圧力を逃します。このような水筒を使えば、外出先でも安全に炭酸飲料を楽しめるでしょう。

普通の水筒に炭酸飲料を入れて持ち運ぶと、思わぬ事故の恐れがあります。

炭酸飲料を持ち運びたい場合は必ず炭酸飲料に対応している専用ボトルを使い、好きなドリンクを楽しんでください。


[文・構成/grape編集部]

出典
アサヒ飲料公式
※写真はイメージ