マンチェスター・ユナイテッドは21日、イングランド代表DFルーク・ショーの負傷について最新情報を発表した。

 ショーは現地時間18日に行われたプレミアリーグ第25節ルートン・タウン戦(2-1○)に左サイドバック(SB)として先発出場。しかし、前半終了間際にプレー続行不可能となり、スウェーデン代表DFヴィクトル・リンデロフとの途中交代でピッチを後に。試合後、チームを率いるエリック・テン・ハフ監督は「明らかなのは、交代したということは、あまりいい状態ではないということだ」と言及し、その後の状態には注目が集まっていた。

 試合から3日が経過した現地時間21日、マンチェスター・ユナイテッドはショーが筋肉系の負傷を抱えたことを発表。重症度を判断するためにはさらなる検査が必要としつつ、数カ月間の戦線離脱を余儀なくされる見込みと伝えている。イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、今シーズンの残り試合全てを欠場する可能性もあるとのこと。当然ながら、来月のイングランド代表活動も不参加となる見込みだ。

 現在28歳のショーはサウサンプトンの下部組織出身で2012年11月にトップチームへ昇格。2014年夏に加入したマンチェスター・ユナイテッドではここまで公式戦通算275試合に出場し4ゴール29アシストをマークしている。今シーズンは筋肉系の負傷により8月から離脱を余儀なくされ、11月下旬に戦列復帰を果たしていた。

 シーズン前半戦は不安定な戦いが続いたものの、直近では4連勝を記録し、ヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の5位トッテナムと「3」ポイント差の6位に浮上しているマンチェスター・ユナイテッド。しかし、ショーが主戦場とする左SBについては、オランダ代表DFタイレル・マラシアが長期離脱を強いられており、スペイン代表DFセルヒオ・レギロンは今冬の移籍市場で退団。チームが好調を維持する中、選手層の薄さが不安視されている。

マンUが主力DFルーク・ショーの負傷について発表 [写真]=Getty Images