2月22日は「猫の日」。1987年に愛猫家の学者・文化人で構成される猫の日実行委員会がペットフード工業会(現:ペットフード協会)と協力して制定した日で、猫の鳴き声「ニャン(2)ニャン(2)ニャン(2)」の語呂合わせが由来になっているという。

 その猫の日にちなみ、TYL(東京)は、「猫の飼い主のお金に関する意識調査」を行い、全国の猫の飼い主340人が回答した。調査期間は1月30日2月6日

 飼っている猫の年齢を聞くと、1位は3歳(13.8%)、2位は2歳(11.5%)、3位は1歳(いずれも7.9%)と若い猫が多く、猫を2匹以上複数飼っている人は3人に1人となっている。

 お金に話に転じると、飼っている猫1匹あたりの平均年間医療費は「~4,999円」が最も多く、以下「10,000~19,999円」、「5,000~9,999円」と続く。10万円以上の医療費を使っている飼い主は6.5%という結果に。猫1匹あたりの平均年間食費では、1位「20,000~29,999円」(17.1%)、2位「10,000~19,999円」(16.8%)、3位「30,000~39,999円」と「50,000~99,999円」(同率11.8%)で、およそ半数の飼い主が3万円以下に収めていたが、中には50万円以上という人もいる。

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 「これまで猫用に購入したもので一番高価なものは?」という設問に対して、最も多かった回答は「キャットタワー」(21.8%)。以下、「ご飯」(14.4%)、「ケージ」(11.8%)と続いた。「猫用に購入した一番高価なもの」を回答した飼い主340人に、そのおおよその金額を訪ねると、1位「10,000~19,999円」(30.8%)、2位「5,000~9,999円」(17.0%)、3位「20,000~29,999円」(13.1%)という結果に。10万円以上の高価なものを購入した飼い主も6.3%いた。

 飼っている猫1匹あたりの平均年間トータル出費は1位が「50,000~99,999円」の17.4%となったが、特定の金額に偏らず、目立ったボリュームゾーンもない。金額は上下の広がりが大きく、飼い猫の経済的な格差は大きいようである。

飼い猫の経済格差は大きい!? 2月22日の「猫の日」にちなんだ調査結果