レアル・マドリードベルギー代表GKティボー・クルトワが、大ケガからの復帰に向かっているようだ。21日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 今シーズン開幕直前に左膝前十字じん帯を断裂し、リハビリを続けていたクルトワが、復帰に向けた新たな一歩を踏み出した。『マルカ』によると、21日のトレーニングにてクルトワが、全体練習に一部合流したとのこと。チームメイトとともに、ボールコントロールとポゼッションの練習に励んだ同選手について、「今日のレアル・マドリードのトレーニングの主役はクルトワだ」と報じている。

 また『マルカ』は、当初見込まれていた復帰予定時期(4月上旬)に関しては変わっていないと前置きしつつ、「彼がグループと一緒にいるということは、復帰の時期が近づいていること、そして彼の回復が正しい方向に進んでいることを示すもの」と順調に回復していると指摘。ただしクラブ側は、慎重な姿勢を貫いており、同日公開されたトレーニングレポート内では「クルトワ、(エデル・)ミリトン、(ダヴィド・)アラバはリハビリを続けている」とのみ記していたようだ。

全体練習に一部合流のGKクルトワ [写真]=Getty Images